鉄道の日記念
ふるさと銀河線沿線応援ツアー 10月11日・12日
置戸町勝山春日地区・沼ノ沢林道に残る置戸森林鉄道の橋梁跡

当時は、ボールドウィン号の横をヒグマが並走していたようです。
想像すると楽しいですね~。
ただ、木材の搬出作業は、危険がいっぱいで脱線事故も多くあったようです。
今はもうそれを語る人もいなくなろうとしています。
当時走っていたボールドウィン号の設計図が
なんと!
置戸町立図書館に残されています。
当時の運転手さんが一枚一枚複製したようです。

元鉄道マンは、昔を思い出したように解説してくれました。
これを見るために置戸町図書館に行く価値はあります。

この煙突の形から、ボールドウィン号は、「かぼちゃ」と親しまれました。
森の中に火の粉が飛ばないようにこの形になったようです。
でも、タマネギにも見えますよね~
網走線建設で最も難工事と言われた、置戸町上鉱山・下鉱山間の殉難場所上にある公園に慰霊碑・「鉄道工事人夫死亡者之墓」が置かれています。「工事人夫」とは「タコ」と呼ばれ、劣悪な作業と生活を強いられました。この言葉が刻まれた墓はここだけだといわれています。明治43年、網走線開通の前年に当時建設を請け負った当事者が建てています。
北海道の近代化のもう一つの側面(影)を今に伝えるものでしょう。

合掌