みなさん、リヤドシーズンって知っていますか?
サウジアラビアの観光振興を目的とした総合娯楽庁の取り組みで、首都リヤドで毎年開催されるエンターテイメントの祭典です。
テーマパークやスポーツ、音楽、芸術、演劇、ゲーム、映画など幅広いイベントが開催されます。
主催者(サウジアラビア総合娯楽庁)の責任者であるトゥルキ・アル・シェイク長官が、
大のボクシング好きだったため、ボクシング界はバブル化し、多額のファイトマネーにより
マッチメイク不可能と思われた夢のカードが次々と実現しています。
ライトヘビー級頂上決戦であるビボルVSベテルビエフの2戦(初対決&リマッチ)、スーパーウェルター級統一王者のクロフォードが2階級上のレジェンドチャンピオン カネロアルバレスに挑戦したドリームマッチ、。。。
我等が井上尚弥も30億円もの支援を受けています。
ボクシングファンとしては、サウジの王様(トゥルキ長官自体は王子ではありませんが)に感謝しかありません。
そんなリヤドシーズンの次回興行が首都リヤドで12月27日(土)に開催されることが発表されました。
題して「Night of the Samurai 」
井上尚弥、中谷潤人、寺地拳四郎、堤駿斗ら、日本人最有力選手が揃って出場し、「日本VS世界」をテーマとした、
まさに、サムライナイトです。
井上尚弥は、医学部との二刀流の無敗のアランピカソ選手との防衛戦、
中谷潤人は、バンタム級の王座を返却し、井上と同じスーパーバンタム級での初戦となります。
2人とも無事この試合を乗り切れば、来春に東京ドームでの大一番となりますので、番狂わせは誰も望んでいません。
果たして、サウジで日本人だらけの興行を観に行く人がどれだけいるのか、はなはだ疑問ですが、お金にものを言わせて興行を成立させてくれたアラブの王様に感謝しかありません。
気になるのは、試合時間。
現地 昼開催だと、
日本夕方、ラスベガス(メキシコ)深夜。
現地 夜開催だと、
日本深夜、ラスベガス(メキシコ)早朝。
となってしまいます。
一番ベストは、現地朝開催。
これだと
日本土曜の午後、ラスベガス金曜の夜になります。
ただ、朝開催は選手が可哀そうかな。。。