子どもの結婚は、大学受験や就職と同等、あるいは、それ以上に重要なイベントと思います。

大学受験は、良い就職をするため、就職は、良い生活をするために必要なものではありますが、

人生の目的というよりは、目的を達成するための手段にすぎません。

それに対し、結婚は、手段ではなく目的、自分の人生そのものだと思います。

そのため、多くの人が恋愛と結婚は別物と考え、結婚は恋愛のように気軽にできず、誰もが慎重になります。

最初は、自然体で構えていても、なかなかピンとくる人が現れず、婚活を始めるという流れになります。

昨日記載した、恋愛リアリティショーもいわゆる婚活ですね。

私自身は、20代半ばで結婚しましたので、婚活する状況にはならなかったのですが、独身時代に一度だけ、先輩に誘われて婚活パーティに参加したことがあります。

男性側に出身大学（職業や年収もあったかも）縛りがあり、男性は無料で女性は婚活倶楽部の会員というものでした。

そこで感じたのは、女性が積極的なこと、思ったより素敵な女性が多かったこと、年齢層が高かったことです。

通常のダンスパーティでは、男性側から声を掛けるのが当たり前で、女性から声を掛けられることなんかありませんが、婚活パーティでは、女性側から話しかけに来ます。

婚活倶楽部に登録しているような女性なので、彼氏が出来ないような魅力的ではないような方が多いのではと想像していたのですが、また会ってみたいと思えるような素敵な女性が少なくなかったです。

ただ、私が若かったせいか、みなさん、年齢を気にしていて自分から年齢を言わましたが、20代は殆どいませんでした。

恋愛対象になる素敵な女性なのに、あと数年早ければ。。。勿体ないと思いました。

そのときから、私は下記のような結婚期待値ギャップ曲線があるのでは、と思っています。

加齢とともに相手から見た自分の魅力は落ちていくが、理想はそこまで落ちずギャップが広がっていくというイメージ図（女性を想定）です。

実は、当時、私は髪の毛を気にしていました。

父親が若ハゲ、母方の祖父も若ハゲだったので、遺伝するのではと、高校生のときから気にして育毛剤を使っていました。

そのため、25歳の私と30歳の私では、相手から見られる魅力は半減するのではないか、と恐怖を感じていたのです（結局、その悩みは杞憂に終わりましたが）。

当時このイメージをもっていたため、早めに結婚を決断した部分もありますが、とても良かったと今でも思っていますし、このイメージ図を意識することは重要かなと思ったりしています。

結婚適齢期と期待ギャップ