理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
アメンバーの無言申請は承認しません。

4年ぶりの大イベント、ショパンコンクール@ワルシャワ。

 

 

いよいよ、本日からセミファイナル(三次予選)が始まります。

 

一次予選に参加したコンテスタント84名は、一次予選で40名、そして、二次予選で僅か20名に絞られました。

 

国別でみると中国6、地元ポーランド3、カナダ/アメリカ/韓国2、ジョージア/マレーシア1、

 

そして、我らが日本3。

 

日本人コンテスタント13名でここまで生き残ったのは下記の3名。

 

牛田智大さん(25歳)

 

前回まさかの二次予選敗退からリベンジを果たしました。

 

 

 

 

 

桑原志織さん(30歳)

 

日本人の中で一番安定感を感じました。納得の通過です。

 

 

 

 

 

進藤実優さん(23歳)

 

個性的で大好きです。

 

 

他の日本人のみなさんも良かったのですが、他の人が凄すぎたので押し出されてしまったというところでしょう。

 

中川優芽花さん、とても好きだったのですが、ミスタッチが目立ったことが減点されたんでしょうかね。。。

 

 

注目のピアノ別でみると

一次予選使用者数→二次予選通過・セミファイナル進出者数

  • スタインウェイ:43人 →13人(通過率30.2%)
  • カワイ: 21人 →5人(通過率23.8%)
  • ファツィオリ: 9人 →2人(通過率22.2%)
  • ヤマハ: 9人 →0人(通過率0%)
  • ベヒシュタイン: 2人 →0人(通過率0%)
 
初参加のベヒシュタインが使用者が少なかったので止むを得ないと思いますが、
 
背水の陣で臨んだヤマハは、前回に引き続き、二次予選で全滅(しかも一次予選で1台しか通過せず)という残念な結果になりました。

 

生き残っている日本人3名は、全員スタインウェイです。

 

牛田さんは、前回のヤマハからスタインウェイに乗り替えたのが、功を奏したのかもしれません。

 

 

 

さて、今回のショパンコンクールもYoutubeで生配信されています。

 

時間的(二次予選だと演奏時間は1人45分くらい)に全員聴くことは無理ですが、可能な範囲で聴いています。

 

全員上手すぎて、素人の私には批評できませんが、聞いていて大好きな、いわゆる推しは、3名

 

まずは、KevinChen(カナダ:20歳)。ピアノはスタインウェイ。

 

 

 

藤井聡太似というところも将棋オタの私に刺さる部分もあるのですが、圧倒的な上手さと速さで風格があり、20歳にして王者の貫禄があるように感じます。

 

多分、優勝すると思います。

 

二次予選の前代未聞、戦慄のエチュード全曲弾き、是非聞いてみてください。

 

圧巻です。

 

誰もが知っているOp.28-7から始まり、英雄ポロネーズ、エチュードも全曲やってくれるので別れの曲も入っていて、初心者の方も楽しく聞けると思います。

 

こちら↓

 

 

 

 

次に、EricLu(USA:27歳)。ピアノはファツィオリ。

 

 

 

凄く品があります。ノーブルという感じ。うっとりと聞きほれてしまうピアノです。

 

わずか2台になってしまったファツィオリですが、連覇できるかは、この人にかかっているように思います。

 

一次予選では、独自の背もたれ付き椅子を使用し、話題かななりました(二次ではみなと同じ椅子)が、セミとファイナルはどちらの椅子を使うかも注目です。

 

 

そして、われらが進藤実優

 

いい意味でこの顔芸、凄く引き込まれます。

 

 

上に挙げた推しの2人とは全くタイプが異なり、情熱的で個性的。賛否あるのでしょうが、私は大好きです。

 

 

3人には是非とも決勝に行って欲しいと思います。

 

 

演奏会もあったら絶対に行きたいです♪