女ポリスに停められた。
どうやら僕の歩き方に問題があったらしい。
何処かのオバ様が「キョロキョロしながら街を歩いている不審者がいる」と通報したらしい。
確かに側から見たら、僕は完全な不審者だ。
僕を不審者に見えないと言う人がいたら、
その人は心から散歩を楽しんでいる人だと思う。
僕は晴れた日が好きだ。
日がさすと、影が生まれる。
いつからか光と影の虜になってしまった。
光と影や、人の顔、古民家に草木、経年劣化で出来た模様など、僕には心惹かれるモノが街には溢れかえっている。
僕はそんな魅力的な街を、キョロキョロしながら歩かない訳にはいかないのだ。
僕は純粋に知りたい。
街を歩いていて、何か心惹かれるモノがあなたの足を止めないのか、それを写真に残そうと思わないのか。
そんなことを女ポリスに聞こうと試みたが、
小っ恥ずかしくて赤面しそうだったので辞めた。
これから、僕なりの散歩の楽しみ方を
残していこうと思う。



