サルサと内緒の話

サルサをやってる方で、ご家族に内緒の方は意外といらっしゃるものです。

かく言う私もずっと内緒です。始めたばかりの頃に話したところ猛烈な反対にあいました。とにかくやめて！そんな感じでした。

私は彼女の性格をよく知っています。彼女の思いを覆すことがどれだけ大変かとうことがわかっているので、そこに費やす労力と時間と苦しさをサルサが上手くなることに使うことにしました。

サルサではなくジムでエアロビクスをしているといって、その時間をサルサの練習に当てました。（サルサもジムも私的にはほとんど変わらないので）おかげで今ではそれなりにサルサを楽しく踊れるようになりました。
（はじめてから10年近く、流石に気が付いているのではと思うこともあるのですが、お互いあえてその話題を口にする事は無いので真相は不明です...汗)

よく内緒ですと言うと、悪い事をしている訳ではないのだから、ちゃんと話し合って理解してもらったらいいのに、とご意見を頂くことがあります。

至極ごもっともで、出来ればそうしたいところです。

多分内緒にしている方の多くはそう思っていらっしゃるのではないでしょうか？

そして内緒の方の多くは１度は説得をチャレンジしていらっしゃるはずです。でもその結果、理解を得られず、場合によっては相当な修羅場や険悪な状況になり、止むを得ず内緒でサルサを続けようと決意されたのではないでしょうか。涙

人には生理的に受け入れ難いものはあるものです。別に悪い事でないとわかっていても、異性と手を繋いで楽し気に踊るあなたを想像するだけで受け入れられないという気持ちは理解できなくもありません。

また、内緒にしていることが、自分にとって苦しくて、全てを相手にぶちまけて楽になりたいという気持ちもとてもよく理解できます。自分は別に悪い事も、やましい事もしてないし、普通に趣味なんだから何が悪いんだ、と世界の中心で叫びたいところですよね。苦笑

しかし、ここで少し考えていただきたいのは、自分が苦しいから楽になりたいからと言って、それを聞かされて苦しむであろうことがわかっている相手にすべてをぶちまけて自分だけスッキリするのは、もしかすると、ちょっと違うかもしれないってことです。

だったら、相手が嫌がるサルサなんかやめればいいだろう！っとお叱りを受けそうなのですが...汗

これが一度その楽しさを知ったら、ちょっとやそっとではやめらないほどサルサは魅力的なんです！(もし、まだサルサを経験したことがないのでしたら是非１度 銀座ポエトリー魂でご体験下さい...PR笑)


そこで、内緒にしていることに悩んでいらっしゃる方の少しでも参考になればと思いお叱りを覚悟で、ひとつの見方、考え方をご紹介させていただこうと思います。


物事は絶対的な正解というものはほとんど存在しないのではないかと思います。

極端な例ですが、人を殺すという常識的にはいけないとされる行為さえ時代や環境や相手によっては正当化され、賞賛されることさえあるのですから。。。悩


まず、

サルサは本当にとても素晴らしい趣味です。肉体的にも精神的にも健康と若さを保つには実に適したものだと思います。

ただ残念なことに日本人はペアダンス文化に馴染みがないためすぐに受け入れられない方が多いのです。


そして、その素晴らしいサルサという趣味をするにあたって、あなたにやましいところが無いのであれば...


堂々と内緒にしましょう！


内緒にすることに後ろめたさを感じる必要はありません。


嘘はいけない、内緒にはできない、一般的にはそうだと思います。

しかし、堂々と内緒にして、真実を告げることで相手に与えるであろう苦しさを喜んで自分が負担しましょう。これは、相手に対する優しさです。

そして、苦しみを負担する分サルサをする時は、全てを忘れて思いっきり楽しみましょう！

もし、それでもまだ苦しいとおっしゃるのでしたら、サルサの楽しさとその苦しさを天秤にかけてみて下さい。

もし、苦しさが勝っているなら、お辞めになってもいいかもしれません。

しかし、もしサルサの楽しさが勝っているなら、こんな楽しい事をやらせていただいているのですから、多少の苦しさなど我慢してもいいですよね。キリッ


いかがでしょう？

これが正解だなんて全く思ってはおりませんが・・・
いずれにしても同じ状態が続くのであれば、考え方や見る角度を変えて少しでも前向きで楽な気持ちで過ごしたほうが心にも体にもいいともいますよ。


サルサを続けられるにあたって少しでもお役に立てれば幸いです。

(⌒-⌒; )


では、ポエ魂で思いっきり楽しみましょう！