台風の動向が気になって

普段あまり見ないでいる

テレビの情報を連日見ていたら

精神的に具合が悪くなりました。


頭がおかしくなるかな

というくらいに。


たいていの場合

自分が想定する

「最悪の結末」は

ほとんどの確率で

起こらないものです。


けれど

災害は残念ながら

その想像をはるかに超える事態を

引き起こすことがあります。


役割だから、お仕事だから

仕方がないのですが

「最悪の事態を想定しましょう」と

連日報道されるわけです。


気が変になりそうでした。


毎日毎日

「最悪の事態を回避するための行動と対策をとる」

を強く意識しなくてはならない状況というのは

精神的にこんなにもダメージが大きいのですね。


わたしの生育歴では

それが毎日のように起きていたんだと

今回の、台風の一件で

そう思い返しました。


でも…


あれは天災ではなく

人災でした。


だから


自分が想定する

「最悪の結末」は

ほとんどの確率で

起こらない


が、当てはまります。


そして

そのことを確信させてくれるのが

「いま」

「ここ」


わたしには安心して過ごせる環境がある。


そして


ふり返ると

どんなに悲惨な状況のなかでも

「救い」がありました。


救われて「いま」がある。


絶望的な日々が

永遠に続くかもしれないと

うちひしがれていた頃を思えば


いま、わたしが生かされている

この現状は


起こり得なかった奇跡です。


そして、その奇跡はこれからも

スパイラルアップしながら

続いてゆくのでしょう。


そうは見えなくとも、かならず。


だから


一日、一日を大切に。




時がどれだけ移り変わろうとも

わたしがどれだけ変わってゆこうとも

ずっと大切にしたいと

思ってきたことは

変わってはいないし

これからも変わりません。