うちの店の主人は、日本の会社組織に対して良いイメージを持っていない。
すべてが悪いというわけではないけれど、以前から不満を口にすることがよくあった。
最初はそれが、ちょっとした行き違いによるものだと、ぼく自身は思っていたのだけれど、
ここ1ヶ月ほどフルタイムで営業にかかわっていたところ、出入りしている食材の業者、運送業者など、対応の悪さが目立った。
注文した商品の質、品違い、到着の時間、商談の時間帯。そのほか、最低限の気遣いも
明らかに欠如していると感じることが大いにあった。
主人が外国人であるから、英語の受領サインは無効だとか、品物が遅れても質が悪くても何もお詫びがないだとか、それがすぐに必要なのに今日は営業が終わったから明日でいいかだの。
自社、担当者の都合だけ優先してクライアントに対しての姿勢が完全に壊れている。
繰り返すけど、全部がそうではないんですよ。わかります。
でも、あまりにそういうことが多かったので。
直接クライアントと接点を持たなかった内勤のサラリーマンだった自分自身、
サービス業が求める気遣いや誠実な姿勢について、欠けているところを痛感するけれど、
それでも、最低限、仕事において何が大事なのかってわかるつもり。
同じ日本人として恥ずかしい。
高い売り上げを目指す。
自社の利益を優先する。
指示された仕事を迅速に終わらせる。
でも、そういう事業ができるのはクライアントがあってこそだよね。
信頼関係を疎かにしちゃいけないよ。
年末年始、いろいろ忙しい時期に、ちょっとそんなことが目立ってました。
昨年、京都の坐禅寺に行って、ドイツ人と出会った。
日本に魅力を感じて、はるばる地球の向こう側から来てくれているんだよ。
ぼく自身は、外から来た人から、改めて日本の文化を誇らしく感じたんだ。
誇らしい国でいたいものだ。
ひとりの日本人として、誇らしい仕事をしたいですよ。
ヘタレですけどね。