一生懸命やって、結果神のみぞ知る!では、生きていけない。

これはビジネスではない。謂わば、博打である。会社経営は

「博打」ではない。結果は、神様が決めるのではなく、手繰

り寄せるもの。そう信じて、考えに考えて、悩みに悩んで、

十分な善後策を準備した者にだけ、神様は微笑んでくれるの

ではないだろうか。

私の若い頃、大好きだった先輩から、「必死にやれ。人より

長く、必死でやれ!自分は誰よりも必死にやっていると自信

を持って言えるくらいやれば、神様がご褒美をくれる!」


こんなことを言われた。すがる物が無かったので、必死でやっ

た。神様がご褒美をくれた。やってよかったと思った。でもそ

の時に、「あー成る程なあ。必死でやるって事は、必死さの中

で学ぶものがあるから、実は成長して行くんだあ…。」そう

思えるようになった。

誤解のないように言っておくが、私の言う「神様」は、「神頼み」

ではなく、自分の近い将来の成功を約束してくれる、今日の本質

的な努力の継続…、その連続の中で出会える、

「神様」と言う意味です。ややこしいですね。うん、ややこしい。

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新規事業の立ち上げに、学習塾を選択することが悪いとは決して

思わない。要は、本業がままならない状況にあって、痛みも苦し

みも知りながら安直な結論を出してはいけないと言うこと。もっ

と言えば、折角痛みや苦しみを味わったのに、それを糧にしない

のは愚策だと思う。

会社も人も商品も、練って練って練り直されるほど高みに近づく。

誰しも共感いただけることと思う。でも残念ながら、苦労が身に

付かないケースも多々ある。苦労を明日の糧に出来ず、潰れてい

く人を数え切れないほど見てきた。

ここで失敗したことを改善しない限り、あっちでも失敗する。

例外はあるが、結果は偶然出ない。成功も失敗も偶然の結末

ではなく、その過程における当然の結果しか出ない。でも多く

の人は、失敗をタイミングの所為にしたり、環境の所為にしたり…。

結局、同じことの繰り返しをしながら、自分を窮地に追い込む。

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『「俺の料理は最高だ!」と言いながら、店が潰れていく

料理人の偽経営者。』

セミナーなどで、よくこんな話をする。意味は、十分お分

かりいただけることと思う。

自分の都合だけでは人はお金を払ってくれない。最高の料

理人が、最高の自信作を出したところで、客が「まずい!

」と言えば、その料理はまずい。

そこで、「この味が分からない素人どもめ!」と言ったと

ころで何の解決にもならない。

勿論、一概には言えませんが、よくある光景であると思います。

つまり…、自分目線か客目線かで、捉え方が変わる。

捉え方が変われば、感じ方も変わる。

どうすれば、客受けの良い料理が出来るか?自分ほどの腕があ

れば絶対に喜んでもらえる料理が出来るはず!そんな風に感じ

られる客目線が必要だと思う。


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