つぐな
エンジェルドッグ 190mm
私/あなた/〜さん

 

リヴリーアイランドの治安を守るチーム、「自警団」の幹部の1人。
信心深そうな顔をしているが別にそうでもなく、教義のゆるい団内でもこいつやその部下は特にゆるい。
焼肉が大好きでよく仲間を誘って焼肉やBBQをしている。意外とアウトドア派。
偏食家で野菜嫌いだけどワカメのスープは大好き。
好き嫌いが激しいので自炊しないと飯が食えないらしく唐揚げしか入ってないお弁当を持って来るなどすることが多い。

 

正義心が強く、団内では捕まえた悪党の更生やカウンセリング、時には拷問や処刑も担当する。その他にも懺悔を聞いたり他の仕事を手伝ったり色々やっている。
性善説論者で全ての人の根本は善い人だと考えている。
罪を認めて償い濯げば誰だって救われるし、誰にだって正義の心があると思っている。
全ての者に救済は可能だと思っているが、救済の選択肢に死刑が入っているため更生不可能と判断された罪人はあの世で善い人になってもらうという事で普通に死刑のボタンを押せるやつ。
ある意味楽観的な性格で、お花畑。

かいにの事は信頼しており、罰の内容について相談に行ったりしている。しらべとは仲がいいが距離感がおかしく不用意なことを言ってはキレられている。

 

しかしその裏で色々我慢して溜め込んでいるようで、業務が終わるとなると何かを忘れたがるように逃げるように酒に溺れセックスに溺れ…
だいたい3ヶ月周期くらいで何かしらに依存している。
依存症の依存症なのかもしれない。依存先はセックスやお酒や過食やスロットなど色々。性癖がキモい。
前から見ると着込んでいるようだが後ろから見るとがばっと開いて露出の多い服はすぐセックスできるようにと着ているらしいがむやみなセックスはとらえに止められており、現在身体の関係があるのはとらえのみ。
背がデカい割に中性的。どっちが男なのか女なのか、それとも同じ性別なのか、そしたらどっちがタチなのかネコなのかは本人達しか知らない。

 

背負っているものは複数の薬品が詰まったタンク。薬剤について詳しく、こういうものを組み合わせて調合し様々な用途に使っている。
ノズルの種類も複数あるので注射器のように刺したり煙にして撒いたり汎用性が高いが重いので捕縛戦闘にはあまり持ち込まない。
使うのは記憶処理剤、睡眠薬、自白剤、安楽死毒などなど…
事件現場で怪我を負った人への応急処置などもできる。

 

「私はつぐな、自警団の者です。よろしくおねがいします〜」
「人は誰だって正義感を持っているのですよ〜あなたもこんな事をしたのは本心からじゃないでしょう?」
「金、時間、物、自由、身体、名誉、感覚、記憶、そして命…神に捧げれば許されます、と言いますが…ほとんど形骸化してるのが現状なんですよね〜まあ気楽に聞いといてください〜」
「次の宴会は焼肉行きましょう焼肉!肉!酒!ねぇねぇねぇとらえさんも焼肉食べたいでしょう!?ねぇ!!焼肉!やーきーにーくー!さーけー!」
「よく正直に言ってくれましたね〜。ありがとうございます、これで捜査も進みます〜。この傷はすぐに治して差し上げましょう〜!」
「ねぇとらえさん、また忘れさせてくださいよ、ねぇったら…今日の晩…ダメですか…?」

 

 

 

 

自警団の前身の教団の時点から現在までずっとかいににより記憶処理剤を頭に何度もブチ込まれて狂ってしまっている。
正義感が強く、法や倫理に反する行いをもって団を運営しているかいにに何度もやめるよう説得していたが、行いに気付かれるたびに記憶をいじくられている。

 

あらゆるものに依存しているのもそのためで、狂っているからこそ狂ったように一つのものを求める面と、何かに依存してそればかり考えていないとまた今以上に狂ってしまう恐怖からそうなっている面がある。

 

正義感の強いつぐなが自警団を抜け他の慈善団体などに移らないのは、つぐなが滋養のためにと団員に配っている薬に、かいにによって特殊な毒を混ぜ込まれており、団員全員を人質にとられているかららしい。全てを思い出し抜けようとするとそのことも思い出して抜けられなくなってしまう。
普段は記憶処理によって忘れているが、何かを思い出すと一緒に思い出してしまう。