もうあと二日で荒吐！
仙台に来てから毎年行ってます。
もうかれこれ8年くらいです。
一日だけの時もありましたけどここ数年通しで行ってました。
今年は最終日のみになってしまいました。
親戚のおばちゃんが亡くなってしまって。。
この間の土曜日に危篤の連絡もらって仕事明けで福島の郡山へ行ってきました。
ちびの頃から仲良くしてたおばちゃんなだけにがっかりしながら。
従兄弟のおばちゃんで大型連休の度に行ったり来たりして遊んでました。
C型肝炎でここ数年で徐々に具合悪くなってたのは知ってたんですけど。
なんだかんだで正月や盆にも顔出さなくなってたから。
病室入ったらおじちゃんに「うわっ！すげー久しぶりだな！」って軽く腹を一発殴られました。
地味に痛かったです。。
聞いたらもう3年くらい会ってなかったらしくて「マジで？全然そんな感覚ねーよ！」って。
おじちゃん達とは「ジジイになったんじゃねー？」と口悪くなれるくらい仲いいです。
親に言えない話とかも話してたもんです。
夏休み、冬休みや春休みにはゴルゴ13とオカルト雑誌ムーを毎号もらってました。
そういえば初めて手にしたギターをくれたのもおじちゃん達でした。
ベッドに寝てるおばちゃんはまぁびっくりするくらい別人になってて。
傍目で「もう長くないな」ってわかるくらいどす黒い肌色してガリガリなんです。
病室に入って「よう」って声掛けたら「わざわざごめんね。『暇な』休みの時に」と。
「おい！失礼だぞ！」と昔みたいなやり取りでした。
昔から口が悪いというか刺があるというか嫌味ったらしいと言いますか。
それがおばちゃんだったんですけど。
身体中にこれでもかってくらい管をいっぱいつけてるくらいなんで、か細い声でしたけど。
おじちゃんは床ずれとかで痛いって言う身体をずっとさすってました。
「痛いって。10倍返しするぞ」とか普通にやりとりしてるから、もしかしたら治るんじゃねーかなと思ってしまうくらい。
それでもやれコーヒー飲めだ、やれヨーグルト食えだと死を間近に迎える感じでもない雰囲気でなんとなく不思議な感じでした。
「どうせ賞味期限まで持たないから」とか笑えない冗談言いながら。
帰り間際におじちゃんから「もう次は会えないぞ」的な事言われたのでなんて言っていいかわかんなくて、普通に「また来るわ」と言えばすかさず「おい。ほんとかよ」って返ってくる始末。
おばちゃんらしいわ（笑）
「いってきまーす」って病室出て仙台に戻りました。
分かってたのかもなーなんて今になれば思います。
容態悪くなって先週が山だったそうです。
でも僕が行く前に目を覚まして少し話せるようになったのは強いモルヒネが効いたからじゃないかと。
亡くなったと昨日親から連絡ありまして。
最期に会話出来てよかったなって思います。
お世話になりました、おばちゃん。
「ただいま」って言ってお別れしてきます。