COUNT DOWN JAPAN 2013/14 DJダイノジ | ジャイコナイトSENDAIのブログ

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ダイノジのDJイベント【ジャイアンナイト】公認で始まった【ジャイコナイトSENDAI】です!東北エリア初上陸です!イベント情報など発信していきます!
洋楽、邦楽問わず様々なかっこいい・面白い・暴れる・泣ける曲などでダンス出来るイベントです。

CDJ13/14のDJダイノジステージで新年を迎えました。
出演者として仙台ジャイコもステージに上がる事が出来ました。
会場についてステージを確認。
何度も客として観ていたこのステージに二年ぶりに足を踏み入れる。
昨年は大船渡フリークスでジャイアンナイトのカウントダウンをしました。
新年の幕開けから終わりまでDJダイノジになるわけです。

会場で待機時間、エレファントカシマシをアースステージで観ました。
復活を遂げた大好きなバンド。
「ズレてる方がいい」を聴いてぞくぞくして。
今回いろんなところで「あかんやつら」がキーワードになってました。
春日太一さんの「あかんやら東映京都撮影所血風録」という著書。
面白い映画を作る為に狂っていた、東映の制作ドキュメントです。
お客さんの為にという気持ちだけで動いていた時代。
ここから来ています。
「熱」というキーワードもあります。
ダイノジ大谷ノブ彦オールナイトニッポンでは正にテーマがこれ。
ハッシュタグ「♯netsu」です。

話はずれましたがASTRO ARENAが舞台。
リハで現場を観た時に横に長いあのステージ。
楽屋を後にしエレベーターに総勢30名近くの出演者、関係者、スタッフで乗り込み。
ゲートが開いた瞬間に手持ちのラジカセで流した曲、映画「パシフィックリム」のテーマ曲。

爆音で流してクルーとして舞台に乗り込むという意気込み。


会話なんてほとんどありません。
音楽に顔が引き締まって行くんです。
会場での一曲目の前にクルー全員の一曲目はこれでした。

23:15DJダイノジスタート。

一曲目は小林旭「熱き心に」から。
ダイノジ二人が舞台へ乗り込みます。
大地さんが赤いリュックを背負って。
大滝詠一さんがこの日亡くなりました。
「DJダイノジ始めます!」「熱いのだけちょーだい!」のMCから二曲目「狂喜乱舞/Bloody」



まさにタイトル通りフロアが一気にボルテージMAXで乱舞!
きっと知らない曲なはず、だけど待ってました!の気持ちが伝わってきます。
定番曲の「What's Happened to You?/The Offspring」でスカダンス。
こりゃめでてーな大江さん(MCKJ、豊満乃風SHOCK-ZAI)乱入で始まる「豊満の祭り/豊満乃風」。
「B!B!Q!」のコールやヘドバンもあり止まる事ない人の波。
だんだん二階スタンドに人が入ってくるのが見えました。
「Hush/Kula Shaker」で軽快なステップ。
この日出演していた吉井さんのバンドから「悲しきASIAN BOY/THE YELLOW MONKEY」



「ロックがないって皮肉にして歌ったイエローモンキー。日本のロックンロールバンドとしてフジロックにも出演して海外のロックに挑んで負けた。
だけどここにロックはあるじゃねーか!」と大谷さんが吠えた。

「Diane Young/Vampire Weekend」
「天使/曽我部恵一BAND」
続けて音圧軽めのナンバーが心地良く身体を揺らす。

DJブース前にドラム椅子が用意され、大地さんのエアードラム。
気づいてない人も多いと思いますがしっかりツーバス(笑)
スペシャルゲスト浅草キッドから水道橋博士が覆面付けて登場!
「people=shit/Slipknot」でヘドバンをかますかます!



楽屋で背中にテーピング巻いていたのは大地さんだけじゃなく博士もびっしり。
もう向こう側に行ってしまって微塵にも見せない姿がかっこよくて。
「今日は14歳に戻ってやります」と博士。
「予襲復讐/マキシマム ザ ホルモン」で狂ったように暴れる頭を振る。


森森子はステージで吠えまくりながら床に倒れ込んで、大谷さんは叫びながら拳で胸を何度も叩いてた。
51歳の身体は悲鳴を上げていたはずです。
ヘドバンするごとにテンポがズレていくのも分かります。
言葉は悪いですがステージ上にいる出演者の無様な姿。
無様だけど、この瞬間に賭けている気持ちが分かる姿。
それは全て物語っていて涙が止まりませんでした。

「Song2/blur」であの熱湯風呂のオマージュ。
先程とは打って変わって会場は爆笑の渦。
クラップを続けサンバステップの「地獄でなぜ悪い/星野源」

ダンサー出番の「恋するフォーチュンクッキー/AKB48」。
前日のトークイベント終わりに大谷さんから言われた「自分の歌だと思って。全員出演者なんだからその気持ち忘れんなよ」って言葉。
個人的にも好きな歌で、この曲を聴いてからAKB全曲チェックしたくらいでした。
恋愛ソングだけど負けた歌、どんな状況にもバシっとくる歌詞で。
一番の辺りでステージに出ました。
何度か観た目の前の約一万人の光景。
一年振り返ってみてもやっててよかったと思える瞬間です。
見渡す限り笑顔しかないフロア。
最前に知ってる顔がいて、その子笑いながら泣いてた。
引っ込む予定が突然の「Change of pace/DOACOCK」で二曲目ステージ。
飛ぶ姿サビでの振りで合わせて踊るお客さんが凄まじい勢い!




この後は各ダンサーがフロアに突っ込んで行ったので何が流れたのかは全チェックしてませんでしたが、ジャイアンナイトブログでセットリストが挙りましたので転機。(以下)

I DON'T WANNA DIE FOREVER/銀杏BOYZ
良いDJ/キュウソネコカミ
The Cosmos/YOUR SONG IS GOOD

チェスト/フラワーカンパニーズ
All Right/フジファブリック

STAY GOLD/Hi-STANDARD
PARTY PARTY/TOTALFAT
goes on/10-FEET

今月9年ぶりにアルバム発売する銀杏BOYSのナンバー。
インダストリアルな曲多めで凄く楽しみですね。
フロアで踊ってる時に隣のお客さんと良いDJではたけしモノマネ合戦もしました(笑)
全曲インストアルバムというYOUR SONG IS GOOD。
変拍子ナンバーから名曲ロックナンバーから定番の流れでフロアはモッシュ状態。
goes onではいくつもの人の輪が出来てました。

「十四才/↑THE HIGH LOWS↓」



定番曲の流れからの14歳。
ステージにはダイノジと水道橋博士。
曲が始まるとともにスクリーン映像が始まる。
ブルーハーツからハイロウズ。
博士と同級生のヒロト、ダイノジもリスペクトするヒロト。
敬称は略しますが、ルーリード、hide、フジファブリック志村正彦、bloodthirsty butchers吉村秀樹、談志師匠、いかりや長介。
もうこの世を去った方々が映し出される。
愛して止まないアーティストや芸人が次々とフラッシュ。
十数年前の浅草キッド、M1がダメだった時のダイノジ。
そしてツービート。
ビートたけしに憧れて芸人を目指したダイノジと浅草キッド。
敢えてカウンターとして吉本に入ったダイノジ。
好きな気持ちのままたけしの門を叩いた浅草キッド。
2014年が始まって間もないその時間、二人の背中にたけしが映し出される。
たけしとヒロトも重なるこの時間。
14歳が会場に鳴り響く。
共演?競演?
芸人として同じステージでお笑いではなくDJ。
エンターテイメントの究極の形、歩んで来た道は違えど気持ちひとつでベクトルが重なった瞬間。
リアルよりリアリティー何度も会場にこだまして、最後にヒロトはこう歌います。
「あの日の僕のレコードプレーヤーは/少しだけいばってこう言ったんだ/いつでもどんな時でもスイッチを入れろよ/そん時は必ずお前14歳にしてやるぜ」

朝まで続くカウントダウンジャパンに「午前6時/Wienners」でステージと言う名のコックピットを降りるダイノジと水道橋博士と出演者全員、14歳のままでした。