こんばんは。
あとちょっとで「曲がりを防止する」アイデア出しに決着を付けるところまで来ていて、サボり気味になっていてすみません。で、このテーマは決着ちゃんと着けますので、今日は少し寄り道をさせて下さい。

今月の1~3日、パシフィコヨコハマでテクニカルショウヨコハマっていう展示会がありました。そこに行ったときに、衝撃の「曲げる」プロに出会いましたので、そのご報告です。
(やってるのは曲がりを防止するの真逆ですけど、現象として見るべきことは同じです)

まずは、サンプルをご覧下さい。
$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-サンプル

材料はCFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastic)というカーボンファイバーの織物を熱可塑性樹脂で包み込んだものだそうです。何が凄いって、どうしてこんなややこしい形状のものをこんなにどこにもストレスなく成形できちゃってるかってことです!

う~~ん、美しい!!
私はたまたま趣味で厚紙を折り曲げようとしたときに「ハサミの先でキズを付けるのはどうしてだろう?」って疑問から、適当に遊んでみただけですが、この会社SPIC株式会社さんではさもこうなるのが当たり前のようにきれいにかたどり出来ている。
本当に驚きでした。

他のサンプルはこんな感じでした。
$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-GFRTP製品群

曲げ部のRを極限まで小さくした製品もありました。

金属の深絞り専門だったのを3年前にCFRTPで作れる技術を開発したと社長さんから伺いました。
凄い技術チャレンジですね!!

※ホームページにもっときれいな写真が掲載されています。
 http://www.e-spic.co.jp/