技術の見える化スペシャリストの古謝です。
(って言いにくいんで、いつまでこれを使うか悩み中です(*v.v)。)

さて、前回の記事「下町ロケット」を書いたのが9月3日でした。
この本では「特許訴訟」のドロドロとした世界が如実に描かれていましたが、その直後の9月7日にこの事件を地でいくようなニュースが流れましたね。
そう、「切り餅訴訟」とも言われる佐藤食品と越後製菓の「切り餅につけた切れ込み(スリット)」の特許訴訟問題です。中間判決では越後製菓の言い分が通ったとか。(以下毎日jp記事を参照下さい)
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/09/07/20110908k0000m040029000c.html


まぁ、権利がどうこうということは司法にお任せすることにして…

本当にこの技術「餅が不規則変形せず、きれいに焼ける方法」が、切り餅の二大メーカーが激突するような「これしかない!」っていう極めつけの技術なのかを「物語イメージ法」を応用して考えてみました。

結論は、餅の素人でも「少なくとも他にも考え方はいろいろありそうだ」が出せるということです。
(私が一人で考えただけで20件くらいの「側面スリット以外の」アイデアが出せました)

そこで、この考え方を自分で納得しつつ辿りながら、自然に別な視点からの技術コンセプトとアイデアを考えるセミナー構想を作りました。まだドラフトですが、最初の3スライドを以下に掲載します。

$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-切り餅1
切り餅図解は、左:佐藤食品、右:越後製菓 です。

観察力/想像力を鍛える図化のブログ-切り餅2
観察力/想像力を鍛える図化のブログ-切り餅3

と、こんな感じで、実施責任者の要望に応じて2h-4hくらいのセミナー時間でカスタマイズすることを基本に考えています。ご興味ある方は連絡下さい。