山野愛子どろんこ美容 GIGILIO
デミサロン歴9年の傘下さん
それ以前は
働きながら(土)(日)は私を手伝い
結婚を機に退職
1年間 GIGILIOでインターン
その後 実家の一室で
サロンを運営していました。
その間!ホント!ビックリ!ポン!
困難がありすぎる程ありました!!!
本人も私に心をえぐられるほど
厳しく指導され辛かったと思いますが
私もそれなりに苦悩しまして…
- 思考がスローすぎる。
- 言葉のキャッチボールができない。
- 人との会話や輪に入れない。
- 自分が気遣ってるつもりが相手に気遣わせる。
- 顔色を見て話すので本心が言えない。
- 良いも悪いも空気が読めない。
当時37~8歳のワンマンな私
なんで私があんたに合わせなあかんの!?
もっと頭と心を使え!
死にものぐるいでやれ的な!???
思考がまだまだあってですね~・・・
お口が悪くて お恥ずかしツ💦
でもね!!
ある本を読んで心を入れかえました!
分かって欲しければ・・・
まず!自分が変われ!!と自分に言い聞かせ
彼女と向き合った事を思い出します。
そんな彼女が今年の春頃、
「嫁ぎ先の近くで
古民家の貸し物件を見つけたので
内見に先生も立ち会って下さい。」と言われ
「私、行かんなんかあ~あ。」と
言いつつ行きました。
「思ってたのと違う!」って
事がないように
見張り(私)は必要だったみたい。
「先生に居てもらって良かったです。」と
後から言ってくれました。
古民家の方は
築50年以上は経過しているであろう物件だけど
手を加えればかなり良くなるね。
傘下さんはまめ子でDIYも上手なんです。
内見から数週間後・・・
「シッティングルームとエステルームはできたので
先生、見に来て下さい。」
「はい。 見に行きますよ🚙」と行くと・・・
色々と工夫して上手にできていました。
とっても彼女らしいサロンです。
私ね、思うんです。
自分の『城』を持つって
大きく成長できるきっかけになるって。
これから出会うであろう
お客様の事を思いながら
もちろん!既存の
お客様にも喜んでもらいたいという想い
一生懸命に自分でサロンを作る。
心・・・気持ちが自分を成長させている。
自信にもなってると思います。
ずいぶんと昔の話ですが
「先生みたいにはなれません。」と
泣きながら話す彼女に私は・・・
「私みたいには絶対になれない。
なぜなら私はすごい人だから。
(↑すみません。思い込みが激しくて。
若気の至りです。)
ここまでになるには、
想像を絶するほどの努力を私はしてきたし、
あなたは私じゃないからなれないよ!!
ただ、あなたの良いところは
コツコツと真面目にやり続けるところ。
そして・・・あなたの心の中には何か・・・固い「石」がある。
その石は今は固い石だけれど
血が通う「意志」に変化する事ができたら何かに変われるチャンス!!!
先生と同じサロンじゃなくて、
あなたらしいサロンができると思う。
そう思わない?」と話すと、
コクリとうなずいた彼女。
(うなずかせた(笑)?)
「先生みたいにはなれません。」
勇気を振り絞って
私に話してくれたのだと思います。
あれから12年あまり・・・
心の中の固い「石」は
血の通う「意志」に少しずつ変わり
とうとう今年!!!
話したことが現実になりましたあ!!!
考えを感じる注文内容になり
表情も良いし 発言にも力を感じる。
そして!一番だいじな事!キレイになりました♡
(私達の仕事はキレイでいるという事も
お客様に対する責任だと思っています。)
新サロンでは、新規のお客様もでき
化粧品も購入してくださいましたと報告を受けると、
心から頼もしく嬉しく感じるのです。
人が心身ともに成長できるのは
- 経験
- 情緒
- 思考
- 想像
- 人との出会い
- 継続する力
そして、
素直な心が必要だと思います。
彼女は私が指導してきた事を心に留め
やり続けてきた結果が今なのだと思います。
心身が整うのに12年という時間が必要だったということ。
はあーーあ!長かったーーーあ!
やっと自立です!
まだ走り出したばかりだけど
これまでの経験を生かし
自分でしっかりと感じ・考えて
お客様のお役に立てるよう頑張って欲しいです。
長くなってしまいました。
でもね、
書けば書くほどその当時の事を
どんどん思い出すのよね。
もしかしたら
本人よりも覚えてるかも^^
終わり。
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