※36週で子宮内胎児死亡により死産しました。写真(加工済み)を載せています。閲覧はご注意ください⚠️ごめんなさいm(_ _)m



2月19日


火葬当日。


前日はなかなか寝付けなかった。病院から安眠剤も出ていたけど肝心の日に副作用でぼーっとするのは避けたかったので飲まなかった。



友人たちの参列を前もって葬儀屋さんに連絡したら「それでしたらもう少し時間を割きましょう。朝早くの集合となりますが当ホールでお別れの場を設けますのでどうぞご利用ください」と申し出てくれた。遺族に寄り添うことを念頭に置いたプロフェッショナルだなと変に感心してしまったけど本当に感謝したショボーン



AM8:00

ホールに集合。友人たちの顔を見た瞬間涙腺も崩れた。「よくがんばった。ほんとによくがんばった」と涙ながらに優しく背中をさすってくれる。



退院の日以来のふみとの対面。真新しい棺に納められていた。生まれた瞬間はお腹の中にずーっといたせいか亡くなってしまっているけど生暖かかさが残っていた身体だったのに、ふみはすっかり冷たくなってしまっていた。当然と言えば当然なのだけどそれがより一層悲しい。少し赤身ががった肌も赤黒く変色していたショボーン



いちばん心配していた娘との対面。怖くて泣いてしまうかなとの杞憂があったので前日にそれとなく写真を見せていた…。写真を見た瞬間にっこり笑い「かわいーねー」と呟いてた娘。長いこと楽しみにしていた妹との対面。こんなかたちになってしまったけど娘は「かわいーねー。寝んねしてるね。抱っこしていい?」と聞いてきた。流石にそれは難しいかなと思ったので手を握らせてあげることにした。




※写真(加工あり)載せてます。











なかなか手をはなそうとしない娘。「ずーっと寝んねしてるねー」と不思議そうに呟く…。その後ふみを囲んで家族で写真を撮ってもらった。最初で最後の家族写真。あっという間に火葬場へ出発の時刻となりホールを後にした。


AM9:00

火葬。ふみの棺が火葬炉に入れられる準備が着々と進んでいく。棺のふたは閉められたまま。どうしても最期にもう一度顔を見せて欲しいと頼み込みふたをあけてもらった。亡くなってしまってるのは分かってる、きちんと供養してあげなきゃいけない。なのに亡骸とはいえ我が子が焼かれてしまうことが耐えられない。代わってやりたい…そもそもわたしなんかもう生きるに値しないのだから代わってやりたい。


棺にかぶさりむせび泣いてるところに母が背中をさすってくれながら「送ってあげよう。引き止めたら行けるはずのあの世にも行けなくなっちゃうよ。きちんと送り出してあげよう。」となだめてくれる。そのコトバに何とか正気を取り戻し棺を閉めてもらい送り出した。



小さな小さな亡骸なのでお骨になるまでの時間も30分ほど。それまで各々コーヒーなどを飲みながら友人たちと談話。彼女たちは急遽参加してくれることになったのだけど本当に来てくれて助かった。他愛もない話をすることで気持ちを落ち着かせてもらえたし笑うことさえ出来た。これが家族だけだけだったらお互いに気落ちし沈黙だけが続きお通夜状態だった気がするから汗


30分ほど経ってから呼ばれ火葬炉の前で確認を頼まれる。夫婦で火葬炉の前に立って待つ。重たい扉が開き台車が出てくる。当然棺は跡形もなくあった場所にふみの遺骨だけが残されていた…。


一人ずつお骨を拾う。娘も興味半分からかやりたいと言い出したのでパパに抱っこしてもらってお骨をひとつ拾い骨壷へ入れてくれた。


終わった。友人たちにお礼をして別れお骨を抱き自宅へ。帰りの車内朝早かったせいか気づけば娘は寝息を立て始めていた。スマホのスケジュール表を見る。ふみの心臓が止まってしまってから1週間が経っていた。時間の感覚など感じていなかったけどとても長く重苦しい日々だった。


それはいまも続いている。
 

本当に寂しくて寂しくて仕方なくてまだたくさん泣いてしまうけど感謝の気持ちは常に心にあるよ。


ふみちゃんママのお腹に命を宿してくれてありがとう。あなたに出会えてとっても嬉しかったよ(*^^*)