日本史四方山話

日本史四方山話

日本史のお話
特に読んだ本の感想やそこから考えたことを
なるべく分かりやすく伝えたいと思っています
たくさんの人に日本史を学んでほしいと願っています

Amebaでブログを始めよう!

読んだ本紹介。

横山伊徳・著。

 

 



もう何年も前から思っていたことですが、個人的にはペリー来航以降の幕末史より、その直前までの60年間くらいの方が圧倒的に面白い。
 

 

ペリーが突然来航したことで、国内が大混乱に陥り明治維新に至ったと思われがちですが、そのはるか前からものすごくたくさんの外国船が来航し、幕府はその対応と情報取集に追われています。
 

 

つまり世界が日本と繋がっていることをちゃんと認識し、オランダを通じて世界情勢を入手し把握していたのです(それをきちんと活かせたかはまた別の話ですが・・・)。




鎖国状態だった日本が世界と繋がりだしたのは、1780年代、ロシアが蝦夷地方面に南下してきたことに始まります。

 

 

ロシアはラッコの毛皮を取るためカムチャッカ半島から南下、アイヌの人達と接触します。
 

 

これを端緒に日本との交易を求めるロシアは、保護していた漂流民を送還を名目に皇帝の国書を携え来航します。




と、ここまで書いてどうにも筆が進まなくなってしまったので終わり(笑)

 

 

こんなことは初めてですが、この時代を簡潔に説明するのが難しすぎて頭の整理が出来ません。
 

 

それくらいこの時代は世界に巻き込まれた激動の時代なんです。
 

 

ついに日本が世界史に登場したといったところでしょうか
 

 

この時代は魅力的な人物が山のように出現します。
絶対幕末より面白い時代です。