岐阜は広いので、相談支援専門員の皆さまは研修の機会を得るのに苦労されていることでしょう。県庁所在地の岐阜市であっても、研修の機会には恵まれているとは言えません。

その理由の一つに、相談支援専門員の歴史がまだ浅いことが挙げられます。資格の趣旨はよく分かるのですが、多職種が参集しごった煮状態で、イニシアティブをとれる人がいないに等しい現状です。

さらに市町村への権限移譲が進み、もともとタレントの乏しい岐阜県では行政主導でこうした動きを昂めていくことは難しい状況にあります。

こんな時にはボトムアップでことを進めるしかありません。現場で苦労している皆さんのニーズを拾い上げていって、大きなムーブメントにして行ってはどうでしょうか。

私は、現場で培われた様々なノウハウを共有することで、少しでも過重労働から解放される必要があると思います。伝達研修としての初任者・現任者研修だけではスキルアップは望むべくもなく、現場は疲弊しております。