仕事の帰り道、満員電車のなかでつり革に
つかまって立っていました。
すると、後ろからポンポン!と肩をたたかれ
たので振り向いてみると
全く見覚えのない人がやさしく微笑みながら
「私は次で降りるから、あなた、ここに座りなさい」
と言って、ついさっきまで座っていただろう
席を指さしてくれました。
私の母くらいの年齢のご婦人でした。
他にも人はたくさんいたのに
私がその人の目の前に立っていたわけでも
ないのに
わざわざ私に声をかけてくれました。
なんて表現したらいいんだろう。
とてもあたたかくて優しくて穏やかな笑顔でした。
ほんの一瞬だけど、肩に触れたその人の手は
とてもあたたかかったです。
ここのところ、自分よりも他者のために時間
を費やすことがつづいていたのでちょっと
疲れ気味ではありました。
だから、
そのあたたかさが
そのやさしさが
とても嬉しかったです。
よく頑張っているね。
少しやすんでもいいのよ。
そう言われたような気がしました。
でもちょっと不思議な出来事でした。