伊調千春がふんばりながら銀メダルに届いた
圧倒的な強さはなく
なんとか勝ち上がってきた感じだった。
姉妹そろって金メダルを合い言葉にやってきた
ふたりの絆がテレビを通じてもかいま見ることができる
世界の頂点に立ち続けること
その過酷さを物語っている
妹の試合を終えて、引退宣言をした姉千春
悲しそうな目の理由はこれだったのだろうか
切なさとともに、どんな事を考えながら戦っていたのだろう
一方の妹薫は
順当に決勝へ
だが、ふらふらになりながらの戦いだった
結果的に勝利、連続金メダルを獲得する
喜びの中に、これだけ哀愁が漂う選手をみたのは珍しい
自分の立場とこれからの道
メダル確定の重圧からくる責任感
すべてが合わさった表情だったのだろう
とりあえず…
ご苦労様。ゆっくり休んでください。
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★スポーツ報知より★
「伊調姉妹」は引退 でも馨は現役続行も
レスリング女子4階級でメダルを獲得した日本代表が18日、北京市内のジャパンハウスで喜びの会見を行い、63キロ級で連覇を決めた伊調馨(24)=綜合警備保障=は48キロ級銀メダルの姉・千春(26)=綜合警備保障=とともに“ダブル引退”する可能性を示唆した。だが、ロンドン五輪でのV3を十分に狙える実力と年齢を考えると、周囲の期待を受け止めて現役を続行する可能性が十分にある。
日本選手団の福田富昭団長に記念の盾を授与された馨は、晴れやかな笑顔で言った。「千春とここまで歩んできた。千春がやめると言うなら、私は1人で何を目標にするのか分からない。この大会が最後なんじゃないかと思う」会見で一線を退く可能性を示唆した。
48キロ級銀メダルだった姉の千春との「姉妹V」は果たせなかったが、連覇を達成。一夜明け、この日の青空のように「スッキリした自分がいた」という。けがや故障、数々の苦難を乗り越えた日本チーム。千春だけでなく、55キロ級の吉田沙保里(綜合警備保障)、72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)と4人の「アテネ組」で同じ結果を出せたことも「誇り」に感じている。
「朝マック」の朝食で久しぶりにリラックスした時間を過ごした2人には満足感があった。「マットに上がる姿を想像できない。今後は馨と相談してゆっくり考えていきたい。レスリングシューズを履くことはない」来年中の結婚計画も持つ千春は改めて引退を明言。「甘えん坊」という馨も追随したい気持ちはあったが、周囲の期待の高さも分かっている。ロンドン五輪で日本初となる女子3連覇への挑戦権を持つのは吉田と2人だけ。10月には東京で女子世界選手権もある
金メダル記念植樹をする吉田沙保里(左)と伊調馨
「2人のきずなは周囲に分からないくらい深い。ただ、レスリングは1人で戦うもの。そろそろ1人で戦ってもいいのでは」全日本チームの栄和人コーチは独り立ちを勧める。大会前には米国留学でのレベルアップ計画も頭に描いていた。まだ24歳。首脳陣が現役続行の道を探る中、天才はその使命を受け止める可能性が高い。
◆“引退”寝耳に水 ○…馨の“引退発言”は関係者にも寝耳に水。綜合警備保障の大橋正教監督は「そんな話はなかった。どうしちゃったのかな。日本に戻ったら話をしたい」と戸惑い気味に話した。日本の富山英明監督は「引退を表明しても現役に戻る選手はたくさんいる」と現役続行の可能性を探る意向だ。
◆吉田&浜口はやる気 ○…55キロ級で2連覇した吉田は「少し休みをもらって、10月に世界選手権があるのでそこで金メダルを取りたい」と現役続行宣言。72キロ級で連続銅メダルの浜口は「今は心と体にお休みを与えたい。でも、レスリングは大好き。またやりたい思いがある」と前向き。