5月の右クリックでGoogle!のセミナー
受講生から質問がありました。その回答をします。(「右クリックでGoogle!
」は、Wordから高度なWeb検索をするフリーウェアです)
その方は、日英翻訳をされている方です。
あるイベントの翻訳をされていて、そのイベントへの参列者に行政の関係者が多数集うとのことです。
業界団体の組織名称や政府の役職や部署名を英訳する必要があるのです。
そのときに「右クリックでGoogle!
」を使って何かできませんか?という質問でした。
こんなことができます。応用してみてください。
まずはネット検索を繰り返して種になるサイトを探す
「右クリックでGoogle!」のサイト内検索機能を使おうと思います。
そのために、便利なサイトを探します。
今回は、こんな資料を見つけました。まさしく知りたい情報がPDFファイルとしてWebに掲載されているのです!
部局課名・官職名英訳名称一覧
(Names of Government Organizations and Position)
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/name.pdf
内閣官房のサイトで、56ページにも及ぶ対訳資料なのです!
これは便利!
site: コマンドとして右クリックでGoogle!に登録します。
ここで役に立つのが、Google検索のsite:コマンドです。
特定のサイト内での検索が可能になります。
通常は、幅広く情報を取得するために、Wikipediaサイト内(site:wikipedia.org)、Japan Timesサイト内(site:japantimes.co.jp)、などのサイト指定をすると思います。
範囲を広げる場合は、抽象的な指定として、英国の教育機関サイト内(site:ac.uk)、米国の行政サイト内(site:gov)なども使えます。
しかし、今回は、上記のPDFの掲載されたページにピンポイントで検索範囲を限定してみます。
つまり、以下のコマンドを使うのです。
site:http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/name.pdf
この条件で検索してみます。
「内閣広報官」の訳語を探します。
結果、以下のページが表示されます。
訳語見えますよね。
こんなことが可能になります。
ま、ブラウザの検索機能(Ctrl + F)を使って探したり、PDFをダウンロードしてそのファイルで検索してもいいんですけど(笑)。Wordから直接検索できる、というところが効率化のコツです。
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