翻訳・通訳のトビラ 第6回(最終回)マクロは続くよ、どこまでも! | みんなのワードマクロ

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早いもので、もう最終回を迎えました。今までご覧いただき、どうもありがとうございました。


マクロは続くよ、どこまでも!



私は、翻訳手法というものは、翻訳者の数だけあると思っています。

Wordマクロを使わなければ翻訳ができないわけではないし、何のツールも使わずにものすごいスピードで翻訳をする方々を私は特許事務所で見てきました。


ただ、そういう方にも、Wordマクロをおすすめします。

Wordマクロは、今用いている翻訳手法を少しお手伝いができると思っています。



私は、Wordマクロは翻訳者を助ける脇役でいいと感じています。

翻訳をするのはあくまでも翻訳者です。私は、Wordマクロがどんどん翻訳をしてしまうような仕組み自体は全く目指していません。

そもそも、私は機械翻訳ほどすごい仕組みは作れないし、翻訳メモリのようなデータベースも作れませんから(笑)。

必要になったら、市販のものを組み合わせてなんとかすると思います。



書類の多くはWord文書という形式で作られています。これが翻訳のデータになります。

なので、その状況の中で、Wordマクロが翻訳者や翻訳のチェッカーの方々のお役に立てればいいかなと思っています。

ちいさな喜びの繰り返しがいいですよね。

そういうスタンスで今後もWordマクロを紹介していこうと思います。



私にとっては、Wordというアプリケーションは大切な翻訳支援マシンでして、Wordマクロがないと翻訳ができないような状況になっています。

だから、今後も自分流の翻訳手法の追求をしていきたいと思っています。

翻訳環境のチューニング次第、Wordマクロの使い方次第、世の中にある翻訳ソフト・手法との組み合わせ次第で、いろんなことができますね。



連載の最終回では、Wordマクロを自分で修正できるようになることをおすすめしています。

自分の翻訳スタイルに合わせて細かいチューニングが楽しめるようになりますからね。

好きな色を使って仕事をするだけでも、かなりモチベーションが変わりますよ。



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