マクロの記録を使って印刷設定変更をするときの考え方 | みんなのワードマクロ

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先日紹介した記事「両面印刷、片面2ページ分など、お好きなプリンターの設定方法 」にて、プリンターのドライバーを複数登録する方法をご紹介しました。


このドライバーの設定を細かくすると、印刷設定を事細かに変更する手間が減りますし、印刷ミスも少なくなります。



▼プリンターのドライバーに設定を保存する理由
以下の記事をご覧ください。何度も書いたので省略します。

Wordの印刷設定でコストダウン(1)

Wordの印刷設定でコストダウン(2)



さて、今回は、プリンタードライバーに設定がされているとして、その設定変更を自動化するマクロを作ってみましょう。



▼マクロの記録機能を使う!
「マクロの記録」機能を使うと、人間が操作したことがマクロのコードとして記録することができます。

また、記録したコードを実行すれば、人間が操作したことを再現できるわけです。

マクロのプログラミングをはじめると、「マクロの記録は使えないので、コードを確認するために使うことがいいよ」というアドバイスをよく受けます。書籍にもそう記載されています。

ただ、私たち翻訳者やライターの実務者で、「自分が使えるマクロを作ればいい」というスタンスであるならば、案外マクロの記録だけで作れるマクロもあるのです。




▼コツ
「マクロの記録」機能は便利ですが、使う場合にはコツがあります。


1工程ずつ記録する


これにつきます。




▼なぜ1工程ずつなのか?
マクロの記録では、自分がほしいと思うコードそのものを得ることはときとして困難なことがあります。

あまりにも多くの情報が記録されてしまったり、またはほしい情報が記録されていなかったり。



たとえば、「ページ設定」ダイアログボックスで1つ設定変更をしただけなのに、記録されるコードは大量なものになりますね。



マクロの記録をはじめて、いやになる理由、またマクロの記録が使えないと思う理由はここにあります。

だからこそ、記録することを最小限にとどめる必要があるのです。




▼おおざっぱな考え方
では、両面印刷をするマクロを記録してみましょう。

前提として、両面印刷用のドライバーが設定されているということがあります。


以下の手順ですよね。



1.両面印刷用のドライバーを選択する

2.印刷ボタンをクリックする

3.通常の印刷用のドライバーに戻す



これを別々に記録します。



そして、最後に、これらの3つのマクロを実行する操作をマクロで記録します。

実際に記録されるコードは次の記事でご紹介します。




▼お知らせ
2月6日(月)にワードマクロ勉強会を開催します。一日Wordマクロにどっぷり浸ります!!

今回の勉強会では、文法を具体的に学びます。

そして、マクロの記録機能を実際に使ってマクロを作ってみます。


いったん文法を学ぶと、マクロの記録で得られたコードを読むことができ、だからこそ自分がほしい状態に変更することができるんですよね。

ちょっとしたプチプログラマー体験をぜひ。



少人数で開催します。参加者同士から学び合うことも楽しみの1つです。

あと1名だけ募集いたします。



当日の懇親会だけの参加者も随時募集中。

月曜日の開催ですが、どうぞお越しください!!


詳細・お申し込みはこちら から。




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両面印刷、片面2ページ分など、お好きなプリンターの設定方法

【開催案内】すぐに使える!東京ワードマクロ勉強会(1月23日~3回シリーズ)

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