Mid関数です。
文字列を取り出す開始位置を指定して、そこから指定した文字数の文字列を取得します。
構文は、以下の通り。
Mid(文字列式, 開始位置[, 文字数])
文字列式:元の文字列を入力します。
開始位置:取り出し開始位置ですね。
文字数:省略が可能なので、スクウェアーブラケット[ ]で囲みました。数値を入力しない場合には、開始位置から文字列の最後までの文字が取得されます。
▼例:
「みんなのワードマクロ」から、「ワードマクロ」を取得する場合
Mid("みんなのワードマクロ", 5, 6)
翻訳:5文字目の「ワ」から6文字分を取得
Mid("みんなのワードマクロ", 5)
翻訳:5文字目の「ワ」以降の文字を取得
▼応用例
用途は、事例があると理解しやすいかも。
「アメブロの記事の編集画面を開くマクロ 」にて活用してみました。
アメブロ記事の記事URLは以下のように示されます。
http://ameblo.jp/gidgeerock/entry-10582866723.html
つまり、アメブロの個別のアドレスの後ろに「/entry-11ケタの記事ID.html」となっているんですね。
なので、例えば、「記事URL」を取得したいときにMid関数とLen関数 を使います。
myURL = http://ameblo.jp/gidgeerock/entry-10582866723.html とすると、
記事URL = Mid(myURL, Len(myURL) - 15, 11)
この結果、記事URL に、「10582866723」を取得できるのです。
文字の取得開始位置を、「Len(myURL) - 15」として、Len関数を使って指定するところがミソです。
ほかにも取得方法はありますが、ひとまずこういう考え方があります。
便利ですね。
▼関連記事
▼参考文献
かんたんプログラミング Excel2003 VBA コントロール・関数編
P.217 文字列を取得する