幾度も繰り返される緊急事態宣言、様々な活動の自粛要請で結果として国民の多くは生活面や精神面で疲弊していると思います。
大人達は例えば、趣味や娯楽を自由に楽しめなくなったり、収入が減ったり、会社が廃業・倒産で解雇されたり
不幸にも自殺という選択をしてしまった人もいます。
子供達も例えば、楽しみにしていた運動会・学習発表会・修学旅行・部活の大会等様々な行事が中止になったりして
子供のうちに体験すべき様々な機会が奪われています。そして、不幸にも自殺という選択をしてしまった子もいます。
緊急事態宣言を出せば、国民の様々な行動に制限をかけられ、国家の経済力は毀損して、多くの国民は所得が減り
生活が劣化し、国家の力は衰退の方向へ、国民生活は豊かでは無い方向へ向かいます。
さて、
本来もちろんこれらの事柄を国民が「受け入れざるを得ないのだ」と考える事や、政府がこれらの事柄を招くような
政策や要請を「やむを得ないのだ」と考え行う理由の大前提は、
「新型コロナは非常に恐ろしい感染症である」という事でなければなりません。
一度冷静に考える必要があると思いますが、例えばインフルエンザくらいの感染症であれば、過去に私達が行ってきた
対応(学級閉鎖等)を行えば良いはずです。
何も問題になる事はありませんでしたから。
では、
インフルエンザと新型コロナを比較してみた事はあるでしょうか?
調べようと思えばすぐに調べる事は出来ますが、おそらく多くの国民はそうはしないと思います。
マスコミが流す情報だけが真実であって、流さない事柄は無いものにされてしまいます。その情報を鵜呑みにしてしまえば
正しくない方向に世論が誘導されてしまいます。
客観的な事実は以下になります
○新型コロナ
2020年1月15日から1年間の PCR陽性者約30万人
死亡者数4233人
ちなみに政府からの通達により、新型コロナの死者は、厳密な死因を問わず検査により陽性であれば、コロナでの
死亡にカウントされています。
さらに死亡者のほとんどは80歳以上で、20以下の若者は誰一人死んでいません。
○インフルエンザ
2018年~2019年の冬季シーズン感染者約1200万人
2017年~2018年 感染者約1450万人
直接及び関連死約1万人
インフルエンザは例えば一週間で患者が50万人とか100万人とかのオーダーで増えます。
新型コロナが全く怖くないとは言いませんが、
例えばインフルエンザとの比較の事実だけ見ても、現在の日本の状況はちょっと異常ではないかと考えるのが普通だと思います。
更に、平年と比較した死亡数の増加を示す「超過死亡」という概念がありますが、ヨーロッパ各国や南北アメリカ等は数十万の単位で例年より増加していますが、
逆に日本は例年より死亡者は減っています。
新型コロナが流行って、死亡者は減っているのです。
現在の日本で怖いのは、コロナウイルスでは無く、過剰なコロナ騒動を指摘しにくい空気、マスクを外しにくい空気等のマスコミによって作られる世論に反論出来ない様な空気こそが怖いと思います。
インフルエンザに比べて怖くもなく、全く流行ってもいない感染症に対して、行われる様々な政府の政策・要請と国民の行動、
一度皆が冷静になり考えなければならないと思います。