過去の新聞を読み返していたら見つけた記事。


研究者の意見を基にした今後約30年で日本国内に普及する科学技術の未来予測。


2027年-人間の知覚能力を超えたロボット
2029年-砂漠の緑化技術
2031年-がん転移抑止
2033年-アレルギー疾患の完治療法
2037年-巨大地震予知
2041年-安全宇宙旅行


正直、あまり驚けない。そんなものかと。なんだか現実的。


ドラえもんのような世界に夢と未来をつい見てしまうからか。


2010年の今でさえ、科学技術に溢れているからか。


しかし、


この予測を超える速さで未来はやってくるだろうね。

階下に何か定期入れらしき四角いものが落ちたのが見えた。駅のホームから改札に向かう階段の上。昼下がり。
 目は一瞬それを捉えただけで、携帯電話を耳にあてている青年の手が伸びた。しかし、彼がそれを取ったところで、落とした本人は壁影奥に消え、改札を出てしまっている。
 僕が階段を降りはじめたと同時に、降りきった中年女性。
 青年と女性との間に交わされたアイコンタクト。見えた!
 落し物は青年の手から女性の手へバトンのように渡り、小走りの女性は改札のテープを切っていった。
 僕が、階段を降り改札をでると、落とした本人制服姿の中学生が、たわいもない話を友達と話していた。

 それは、自分の身にもふりかかる。

 通勤による混雑がない電車。土曜の夜。
 空いた席に向かうと、ドア際に横たわっている、ビーチサンダルに短パンの男、いやこちらも青年か。いわゆる酔っ払い、自業自得という判断。
 都合良く空いた席に座り、読書に興じる―聖母マリアが出現し、~メダイのデザインを告げる、~油をそそがれた者、~―聞くのが辛い呻き声がドア付近から響いてくる。本当に酔っぱらいなのか、よぎる疑問。それでも、同じ文節を理解するまで繰り返し、読み続ける。
 降りるべき駅に着いたとき、僕は青年がより掛っているドアにあえてむかった。
 水が入ったペットボルと吐物。
 電車は行ってしまおうとしているが、同じく降りた女性が青年を気にしている。

 例えば、降りたい駅を聞く程度のことはできただろうに。我を振り返る。

 それは、それは、情けない。
印象派の展覧会が目白押しの今年、印象派を扱った雑誌も多く、勉強させていただいています。はい。

 “語りかける風景”という言葉に誘われ、渋谷・bunkamuraへ。

「ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景」
 シンプルな展示構成が良く、イスに腰をおろし、絵に囲まれているだけで充分な空間。3Dより3Dじゃないかと、見入ってしまう。初の2回もあるかもしれませんね。
次は、横浜まで足を伸ばし、「ドガ」展を観に行こうかな。

それから、

話題の映画『告白』も観てきました。。

確かに、衝撃ではあるし、映画としては一級品。
内容のテーマを深く考えるかといえばわからない。暗く重いとは思わないし、答えがでなかったり、バッドエンドの作品はよく見るし嫌いじゃない。どこか寓話的。自分の好みを言えば、はっきりと好きとは言えない難しいところ。エンターテイメント的なエンターテインメントというのが印象。
モネの「印象、日の出」という作品から、印象派という呼称が生まれたように、印象映画が生まれるか?!

命を絶ちたい。
自ら命を絶ちたいと思う時、この世が辛いと思うか、もう知りたいことはない充分生きたと達観するかとしたら、僕は後者だと思う。


だから死なずに生きるのか。そんな生ぬるいものじゃない。

今日、リュックにするかトートバッグにするか悩んだ。ここ何週間かリュックが続き、そろそろ飽きる頃。結局リュックじゃない方を選んだ。僅かな隙間を選んで前を行く人を追い越したつもりが、対抗人とすれ違う。采配のズレか、トートバッグの尖った肩が相手に引っ張られる。そんな後悔が雑踏に入ると永遠に続く。


「謝れよ!」思いもよらず、暴力的な怒声が響いた。

2月13日、出張で佐賀県佐賀市へ。

初めての佐賀。

佐賀市には、何がある?S・A・G・Aさが、がばいばあちゃん、確か、鍋島藩だったか。

と、出発前、翌日の過ごし方で頭がいっぱい。

13日の仕事を終えたら何をしようか。


羽田空港を前日20時に飛び、22時に福岡空港着。

福岡空港からは、博多駅を経由し、特急みどり31号佐世保行きで佐賀駅へ。

停車駅は、鳥栖、佐賀、肥前山口、武雄温泉、佐世保と、佐賀を通過し佐世保まで行ってしまいたいほどこちらも魅力的な列車の旅。もちろん、外は真っ暗で何も見えやしないのだが。

夜、24時をまわろうかという頃に佐賀駅到着。という、前日入り。


さて、時は経ち。

打ち上げで、魚のクツゾコを食べ、迎えた14日。

いよいよ、my佐賀一日ツアーが始まる。


朝、まず向ったのは、佐賀駅から電車で約20分ほどの吉野ヶ里歴史公園。


蝶の羽ばたき-吉野ヶ里歴史公園


吉野ヶ里遺跡とは、ざっくり言えば、弥生時代の環濠集落跡。

広大な園内には、竪穴式住居や高床式倉庫が復元されている。


映画『まぼろしの邪馬台国』の吉永小百合さんが、物見櫓から出てくる妄想をしてしまうほど、完璧な弥生時代のムラを体感できる。


日本の城郭の始まりともいわれ、日本100名城の一つに数えられる北内郭がある。残念ながら今回は工事中で、外観を拝む事はできなかった。

北内郭の奥にある北墳丘墓を線で結んだ線を中心にすると、左右対称の作りになっている北内郭の中心線になり、さらに冬至の日の入りと夏至の日の出とを結んだ線も、この中心線に交差している。


まさか、日本の弥生時代の遺跡で天文学に出会うとは、実に興味深い。


見どころはもう一つ、北墳丘墓内のドームに展示されている甕棺の実物露出展示。


まだまだ弥生時代には、マヤ文明のような農耕だけではない、民俗的発見がありそうです。


と、古代に想いを馳せていると、回りには女性同士の観光客が多い。

今をときめく歴女にしては、遡りすぎているぞ、ここは。


そんな新たな謎を残しながら、今度はもっと歴女が訪れそうな場所を探し、佐賀駅へ。