明治学院大学、原田勝広教授からご依頼頂き、「CSR 論」の授業で登壇させて頂いた。
原田教授はCSR やソーシャルビジネスなどに関しての造詣が深く、今もソーシャルビジネスネットワークでご一緒させて頂いている。
今日はおよそ20名の学生さんたちが集まった。
本業を通じたCSR を徹底的にやり続けた結果見えて来たものを紹介。
言葉よりも行動を
名称は理解に役立つが、大切なのは「強い想い」や「情熱」
SDGs実現に向けた働き方について
質疑応答40分というのが、質問がそんなに出るのか心配していたが、そんな心配は無用だった。
CSR について、会社では教えてもらえる機会はあるのでしょうか？
「自分が今行っている活動の中で、チームがまとめられずアドバイスが欲しい」
「どのように従業員さんの協力を得たのか？」等々色々とご質問頂いた。
どれも良い質問だったが、唸らされたのは
「今まで失敗した中で、1番失敗して良かったと思った失敗は何ですか？」
とても大きな印刷のミスをしてしまい、従業員さん総出でお客様の元へ伺って行った全数検品。
お客様から取引停止をされる瀬戸際だったが、全員で検査を終え、不良品が混入していないことを確認した。
そこから得られたものは3つあった。
１つ目は
従業員さん全員が、同じ失敗を2度と起こさない仕組みづくりと行動を重んじる姿勢ができたこと。
２つ目は
従業員さんが、自分たちのチームの結束力と団結力の強さを認識し、自信を得たこと。
3つ目は
取引先からの信用、信頼の向上
とても大きなミスではあったが、緊急対応の早さと従業員さん総出での迅速かつ的確な作業に対し、お客様から逆にご評価頂いた。
大学などの講演は教えるだけでなく、むしろこちらが学ぶこと、振り返ることも多い。
みなさん、ありがとうございました。
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