明蓬館高等学校 校長の日野公三さんと久しぶりにお会いすることができた。
最初にお会いしたのは、もう20年近く前
当時まだ普及前だったeラーニングについて、ご講演いただいた。
本日はイトーキさんと取り組む、事業創発プロジェクトの一環でお話を伺うつもりでお邪魔したが、日野さんからは期待を遥かに超える、実に貴重かつ深いお取り組みについて、お話をお聴きすることができた。
アメリカでは障がい者のことを「スペシャルニーダー」と言うそうだ。
スペシャルニーダーのニーズは、「スペシャルニーズ」。
なんて素敵な言葉だろう。
そしてその言葉は、障がいをもった方々にはもちろんのこと、私たち企業人にとっても、極めて前向きに捉えることが可能だ。
それは「未知の特別なニーズ」、と私は解釈したからだ。
現代の教育システムでは、いまだ教育と福祉、医療とが連携、連動する状況にはほとんど至っていない。日野さんがチャレンジしていることは、それらを実現しようとする取り組みだ。
不登校などの理由は様々だが、その原因について深く語られることは、普段あまり多くはない。
通信制高校で学ぶ生徒の実に15%以上が発達障害だと言う。(2012年8月、新しい学校の会調べ)
そして不登校の経験のある生徒は約6割。発達障害を持つ生徒と重なっているケースも少なくない。
それは何を意味するのか?
子供の不登校などに悩む親御さんはもちろんのこと、不登校となっている本人も障がいに気づかないケースもあるだろうし、親も本人も障がいを認めたくないために対策が取られず、そのまま親子、家族で苦しみ続けてしまうケースもあるのだと言う。
これを機会に、互いの強みを活かした社会課題の解決を一歩ずつでも進めていこう、と言うことになった。
新たな取り組みがスタートする気配を感じ合った。
日野さん、ありがとうございました。
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