受講された学生さんたちへ
この度は受講、誠にありがとうございました。
感想カード、そして当社用のアンケート、全て読ませていただきました。
しっかりと感じたことを書いてくださり、心から感謝申し上げます。
今回の授業は改善点も含め、昨年とは異なるものにしました。
一つ目の改善点は、
価格と価値に関する考え方を盛り込みました。
人がモノやサービスを購入する、という行動において、価格の安さは最重要・最優先項目であるとは限りません。
価格が安くても、
使えない
身体に悪い
不愉快
不快
なんてことも起こりうるからです。
そのものやサービスを手に入れることによって、どのような価値がもたらされるのか。
便利になるだろう
心地よくなるだろう
かっこよくてみんなに注目されるだろう等々
購入したら得られるであろう価値を想像して、最終的にその価値と比較して価格が妥当であるかどうかを判断し、購入するか否かを決定します。
そんなことを考えてもらいました。
二つ目は、商品。
昨年は世界的デザイナーにデザインしてもらった比較的高価な商品を取り上げましたが、今回はロングセラーだけれども安価、デザインも変化していない商品を取り上げました。
その商品について、どのように販路を拡大して行ったら良いかを考えてもらいました。
その結果、昨年以上に皆さんが知恵を出し合う結果になったと感じました。
たくさん参考になる意見がありましたが、ここではその一例を紹介します。
クライアントの業種別カレンダー
クライアントならではの工夫をしたものにカスタマイズしていくことは、とても有効だと思いました。
お試しカレンダー
一度使ったらまた使いたくなるカレンダー。ならば一度使ってもらうアイディアを。
地域密着型で環境教育の教育現場での活用
環境配慮が凝縮された商品を通じて、商品選択について学んでもらうことで、製品の認知度や便利さを感じてもらう輪を広げる。
やはり販路はWEB
既にヴィレッジヴァンガードのオンラインストアとの取引ができているので、それを活用しない手はない、と感じました。
エコではなくデザイン
環境に配慮しているから手に取るのではなく、デザインが良いから手に取る。
これはほんの一例
様々な意見が出ました。
みなさんの意見を10月15日、社内の会議に出してみんなで議論します。
またレポートします。
横浜市立大学の皆さん、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
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