打ち合わせ場所近くに到着し、付近で食事場所を探す。

ふと目にした「けぬきすし」の文字。

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名前は耳にしたことがあったが、ここにあるのか…と訪ねてみることに。

こちらのお店、創業が元禄15年(1702年)と言うから、300年企業(!目)だ。
どんなところが長生きの秘訣か興味が湧く。


中に入ると、10名座ればいっぱいのかわいらしいお店。「相席をお願いします」とあった。相席で頂くとする。


注文カウンターのような場所があり、お持ち帰りのみのお客様もいるのだろう。


ランチ(1050円)を注文。
穴子丼と笹巻けぬきすしのセットだ。


程なくして登場。

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左上はちょっと現代的なマカロニサラダだが、彩りもきれい。

美しく出すところが老舗らしいと感じた。

まずは潮汁から………
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これがいいお味。
いい出汁が出ている感じ。
おいしい。

わざわざ結んだかまぼこが家紋のようにも見え美しい。


穴子丼へ
穴子のタレの味は濃い目
わさび、山椒で頂く。
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穴子の下に見えている蓮、そして隠れている椎茸の煮物の味付けが美味しくて気に入ってしまった。



こちらが笹巻けぬきすし
シャリが光っている。
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開けてみると、たまごが出てきた
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そしてもう一つはかんぴょう
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笹の葉の香りがほのかにして、いずれも素朴な味わいだ。


江戸時代からレシピは変わっているのだろうか。


お店の人に他の笹巻けぬきすしについて聴いてみた。

7種のものを注文すると小肌や海老など巻いたものが加わるそうだ。
「お魚は酢で〆ているので酸っぱいお寿司です。」とお店の女性。


ということは保存を効かせたかった江戸時代からあまりレシピは変わってないのかも。


そう思うと何かこの素朴な味や酢飯の酸味が愛おしく、江戸時代に気持ちが飛んで行った。

回転寿司では様々なネタが取り入れられ、ご馳走も多種多様となった。
今の世代からすれば、もっとご馳走はあると思われるかもしれない。
が、この伝統を守る姿勢は美しいと思った。

おっと。
伝統を守るだけでなく、ランチセットを用意するなど、現代風にする工夫もしている。

老舗には色んなスタイルがあるが、創業当初の仕事を守りながら現代を生きる企業、お店には参考になる点が少なくない。

こちらを読んだらなるほど、やはり伝統を守りつつ現代に求められる味にアレンジしていることがわかった。

いいお店だなぁ。




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