最後まで若い女性職員が避難放送をし続けた、南三陸の防災庁舎。津波は屋上にも達し、今も残る屋上のアンテナにつかまることがてきた人を除き、多くの命が失われた。
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責務を全うして亡くなって行った若者を始め、多くの人々に、思わず涙がこみ上げた。

観光バスが止まり、地元の方がガイドをしていた。「この建物も壊されるかもしれない。震災のことを皆さんに知ってもらうためにも、このような形でも是非見に来て欲しい、と町民として思う。」と話されていた。
防災庁舎の悲劇

そのすぐ先では一箇所でこれだけのショベルカーが動いているのを見たことがないほど、忙しくショベルカーが動き回り、土煙をあげていた。
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復興はまだこれから。