南三陸、津波で倒壊した寺院 柱のギター、ふるさとへ東日本大震災の津波で倒壊した、南三陸の徳性寺。その本堂の柱を使用して出来上がったギターが明日横浜から南三陸へ里帰りする。そのボディに使われた柱材は4、500年が経過していると言う。明治29年、30メートルの津波に襲われた徳性寺は倒壊し、別の場所から移設された350~400年経過した柱を使い再建された。その後、柱は昭和8年、35年の地震に耐えたが、今回の震災で倒壊した。ヘッドには「徳性寺」のロゴ。そして今回ギター製作からEarth,Wind&Fireへの贈呈まで、全面的にご協力頂いた椎野秀聰氏が経営する、横浜シルクの老舗、椎野正兵衛商店特製のヘッドカバー。「お寺に置かれても違和感がないように」との椎野さんの粋な発想から生まれた。明後日30日に供養、そして友達のヒバゴンが作ってくれた「柱の詩」を披露する。南三陸の皆さんに喜んで頂ければ、うれしく思う。