20日に開花宣言したオリーブ。(その時の様子はこちら )
あの標本木が、週末に満開となりました。
花粉がこんなにいっぱい、葉の上に落ちています。
オリーブの横に停めていた車のフロントガラスが、うっすら黄色に。
まるで時期外れの黄砂のよう。
でも、この標本木はこんなに満開なのに、他の木はまだ、つぼみ状態。
これではせっかくの花粉が無駄になってしまう
晴れていたこともあり、受粉をお手伝いしました。
ちょっと過保護気味ですね
手伝いといっても、ごく簡単。
まず、花の下に箱を置き、枝をワサワサ揺らす。
そして、花粉の入った箱を、別の木(別品種→重要)の花の上でひっくり返す。
この繰り返し。
もっと手っ取り早く、花のついた枝を切って、別の木の花の間でブルブル振り回すこともあります。ちょうど、はたきをかける要領で。
そうそう、作業時には、くれぐれも黄色い花粉がついてもいいような服を。
いったいどれだけの効果があるのか、ないのか
風&虫の受粉だけで十分なのかもしれません。
が、そこは私の、オリーブに対する「気持ち」
以前、家の前をお散歩中の方から、「オリーブは、雌雄の木を揃えると、実をつけるのですか?」と聞かれたことがありました。
オリーブは、異なる品種を一緒に置くと、実がつきます。
うちも、はじめにあった3本は、花はたくさんつくのに、結実せず。
たぶん品種が全部一緒だったんです。
それが、すべて品種の異なる4本を新たに置くと、古い木も含めて7本すべてが実をつけるようになりました。
オリーブは、品種により、開花時期が微妙に異なります。できれば数品種あると、開花時期が重なりやすく、結実しやすいです。