全国の自宅を建て替え又は新築を御考えの皆さんこんにちは!又は現在施工中の皆さまもこんにちはです。

ちょっとアイダが空きましたが基礎工事が始まり、現在は上棟に向けて準備中でございます。本日から建物上棟の予定でしたが大雨の為に順延となりました。敷地が狭いし、道路も狭いので上棟は人力で施工する見たいなので本来で有れば1日ですが2日要する見たいです。何の問題も有りません。雨天決行で建て込みするよりは断然施工品質的には晴れに施工するのが常識でしょう。

 

それでは配筋検査と行きましょう。配筋図は有りませんがこの配筋されているのが正と信じて検査いたします。

1、立ち上り配筋

●タテヨコD10@200mm

上部補強筋D13

tー150 シングル

出隅入隅補強筋D13

重ね継手40d以上 d=10従って400mm以上

2、土間配筋(床配筋)まあ耐圧版とも言う

●短辺長辺D10@200

tー150 シングル

重ね継手40d以上 d=10従って400mm以上

3、鉄筋の材質 種類

●SD 295A  鉄筋の太さが10mm、13mm、16mmだとこうなります

●ロールマーク どこの製鉄会社が作ったかマークが有る

この場合はちょっと分かりにくいがMと言うマークが見えます

これは向山工場という所が製鉄してるという証です。メイドインジャパンという事です。

後は型枠の中にゴミが入っていないか確認します。よく有るのが荷札とか材料を緊結していた紐などがあったら清掃します。

 

●そして1番大事なのが『かぶり』と呼ばれるものです。これは型枠(コンクリートを流し込む為の堰き板)と配筋との間です。細かい基準は有りますが一般的に40mm以上とします。自論ですが極端な事言うと鉄筋が1本や2本無くたってかぶりがしっかり40mm以上有れば強固な鉄筋コンクリート構造が構築されると思っています。それほど大事なことです。

 

以上を確認した結果の配筋検査ですが、大事な所はキチンと押さえていると思います。

∴ 【 合格 】です。

土台を支えるアンカーボルトの設置も問題ありません。

コンクリートを打設しても良いとします。

立ち上りが有るので1回目、床を打設してから2回目、立ち上りを打設します。通称ベタ基礎。コンクリートが無事打設されました。

後は上棟を待つのみです。上棟が終われば床下配管や断熱材を敷き込んで1階の床工事が始まります。

 

楽しみが増えますね。最近建設業事故が多発しているようなので怪我なく工事を進めてもらいたいです。

ではご安全に!!

 

ジャイアンツオヤジ