今日からいよいよ自分の野球も始まるので、今年の必勝祈願と怪我なくプレー出来るようにという願いを込めて、先週は久しぶりに成田山新勝寺を参拝。
道中も千葉駅は新しくなってたし、いろいろ新たな発見もあり、新鮮な気持ちになりました。
成田山新勝寺の後に向かったのは東京の亀戸にあります香取神社。ここはスポーツの神様として有名な神社。勝運守に白い石を入れて。バックに結んでおきました。昨年の悔しさを晴らす為にも、出来ることは全てやっておきたいですから、神様にも決意表明という感じですかね。
やってやる。それしかないですね。本当に。
あれは中学1年の秋だったかな。
妹の誕生日プレゼントを買いに出かけたお前。、 雨降りしきる中の帰り道に交差点でトラックと……。ほとんど即……だったみたいで、動かすことすら大変だったという話を母親が泣きながら俺に話してくれていたけど、中学1年の俺は『一体何を話しているの?』という感じで全く受け入れる事が出来なかった。
『え?昨日まで一緒に野球やってたじゃん。来週アイツ初めて試合出れるのに…そんなん嘘だよ…嘘だよ…』って号泣したのを覚えてる。
俺は中学の野球部じゃなくてクラブチームに行ってたから、クラブチームの仲間とは土日祝日と夜間練習の時しか会えなかったけど、普通に中学校の思い出はクラブチームでの思い出しかなくて、学校生活よりも数百倍楽しかった。勿論、練習はしんどいし、罵声は飛び交うし、いまなら大問題になったかもしれないけど、あの時があるから今の自分があると言っても過言じゃないくらい、全てを教えてくれた3年間だったなぁ。
その最初の年、中学1年のときに大切な仲間を失ってから野球への想いが変わった。野球が出来る喜びを感じながら、夢半ばで絶たれてしまった仲間の分まで。その想いを持ってプレーした。
ただ、高校に上がってからは中学のときのクラブチームの方が正直、選手個々の意識は高かったと思うし、ぶっちゃけ自分たちの代はやる気にもならなかった。この意識の集団じゃ勝てないんだなって学ばせてもらいましたよ。
負けるにも必ず理由があると思うし。その負けた理由のひとつとして十分に考えられるでしょうからね。それが大学野球で生きたから優勝もさせていただいて、ビールかけも2度ほど出来ましたし、感謝しております。本当に。
野球を続けていると、ふと今は亡き球友を思い出して『今アイツが居たらまだ野球やってるかなぁ』とか『高校生のアイツと試合やってみたかったぁ』って考えたりもする。もうアイツは帰ってこないし、俺が逝くしか会えないけど、アイツの分までまだ野球をやってないからまだ会いには行けない。やり残したことはまだまだたくさんある。
悔しい思いをしたからこそ、今年は『執念』という言葉を自分のスローガンにしたんだから。はらわた煮えくり返るような思いはもう十二分。
今年はかなり燃えとるよ。負けず嫌い大爆発しとるし。年明けてからお酒も1月に2回呑んで、それ以降は呑んでないし、プロテインも飲み始めてから身体も変わってきた。『今年はいける』って自信もある。
本当に悪気はないんだろうけど、友達に言われた一言がすごい悔しくて、見返してやりたくてさ。(笑)亮太、お前のチカラをちょっとだけ貸してくれよ(笑)
お前の分まで頑張ってくるからよ!!
さぁ、今日が初戦だ!
声出して、アップちゃんと多めに走って、頑張ってこー!!