連続日本一に赤信号 | 常に一歩一歩~華翔放弾 小笠原道大~

あんまり「誤算」を連呼してしまっては楽天に大変失礼なのですが、
シーズン終盤から引き摺っていた打撃陣の不振が、まさかここまで深刻な事態に陥るとは思わず、
頼みの綱であった本拠地東京ドームでさえ、上向くことはありませんでした。


勿論、まだ4つ負けたわけではないので、数字の上では僅かながらに可能性を残すものの、
明日に繋がる良い材料が無いまま終わってしまい、傷心のまま、再び宮城へ行くことになります。
打倒マー君!!!と威勢良く言いたい所ですけど、とてもじゃない、打ち崩す姿は想像出来ません。
非常に厳しいです。


敗因を語るにはまだ早いかも分かりませんが、
坂本や阿部が打てないのは、明らかにピークをも超えてしまった疲労に尽きます。


去年のポストシーズン(アジアシリーズ含む)から休む間もないままWBCを迎え、
その上、オールスター等にも出ずっぱりでしたから、心身ともに休まる時期が殆ど無かった気がします。
加えて、この2人は特に動きの激しいショートやキャッチャーということもあって、
人並み以上に堪えているような気がしてなりません。


だからと言って、決して言い訳にはなるわけではないんですけど、
とはいえ、見ててちょっと痛々しいかな。坂本は、第2戦で守備のミスがあったり、
第4戦では牽制で刺されるシーンもありましたよね。なんかもう早く休ませてやりたい感じすらします。
阿部だって帯状疱疹を患っての出場でしょう?もう一杯一杯ですよね。


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9回裏の押せ押せのシーン。
「なう」では書き捲ってたのですが、なんでスーさん使わなかったんだろ。
由伸の所で出てくるのかと思いきや脇谷。じゃあ阿部が出塁したら使うのかなと期待するもそのまま。


延長戦を考えてた時点で巨人の負けでした。
勿論、チームとして危機管理は非常に重要ですが、「この回で終わらせる!」という気持ちが、
テレビを通じても全く伝わって来なかったです。


クライマックスの初戦で、「広島に気分良く野球をさせたくない」と言って、
4回裏ながら内海に代打出した采配はどこへ?いつもの原さんらしくなかったですね。