決断の時 | 常に一歩一歩~華翔放弾 小笠原道大~

▼巨人 小笠原&谷 ポストシーズン出番なし?
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/28/kiji/K20130928006701550.html


『2軍調整中の巨人・小笠原、谷の両ベテランがポストシーズン出場へ厳しい立場に立たされた。川相ヘッドコーチはこの日、残り7試合のレギュラーシーズンで両選手を出場登録する可能性について、「そういうふうな話はまだ出ていないですね」とした。同日に行われたイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ)でも、両選手はベンチ入りしなかった。28日が同リーグ最終戦。1軍のレギュラーシーズンでの出場機会がないとすれば、10月16日に開幕するCSファイナルステージに向けての実戦感覚が不安視される。』


常に一歩一歩~華翔放弾 小笠原道大~


「なう」ではチョコチョコ書いてましたけど、
ガッツ、谷、茂ちゃんに関しては、原監督が率いる今の巨人においては構想外なんだと思います。
ドライかもしれませんが、僕はもうそれ受け容れてます(苦笑)


その想いが決定的なものになったのは、先日の入れ替えでした。


優勝決定後、松本哲と石井が二軍再調整となり、
「ひょっとしたら?」の淡い期待も、昇格してきたのは橋本と坂口のヤングジャイアンツ組。
そして、その昇格した2人が揃って結果を残したという事実が、世代交代をより印象付けました。


【二軍成績】※9/24時点
小笠原 49試合 92打数 22安打 2本塁打 12打点 25三振 打率0.239
橋本 77試合 300打数 97安打 6本塁打 33打点 61三振 打率0.323
坂口 103試合 319打数 92安打 11本塁打 42打点 90三振 打率0.288


数字は正直です。
昇格直後、橋本は2点タイムリーツーベースを含む3安打猛打賞。坂口も負けじとマルチヒット。
ヤクルトの左腕石川に対して、いきなり結果を残しました。


特に橋本のアピールは目を見張るものがあり、
結局、巨人が苦手にしていた神宮で、3試合で11打数8安打の大暴れ。
来たるポストシーズンに向け、ベンチ入りどころか、スタメンの可能性さえ高くなりました。


チームにとっては良いこと。こうやって若い選手がドンドン出てくるんですもん。
ちょっと前の巨人には考えられないことでした。


***


皆さんの中でも、色々な想いがあると思います。
原監督に対して複雑な感情を持たれる方も、中には居られるかもしれません。


しかし、一つ言えるのは、首脳陣はチームを勝たせるために雇われているのであって、
自分が贔屓している選手を優先して起用する役目を担っているワケではないということ。
原さん御自身も現役晩年は同じ立場でした。


寧ろ、僕は球団に感謝しているぐらい。
よく2年間待って貰えましたよ。本当は去年で終わり。球団は可能な限りの配慮はしてきたと思います。
逆に、過去の実績に囚われることなく、厳しい采配があったからこそ、栄冠を勝ち得たのでしょう。


今後どういう形になるのか、僕如きに予想出来る筈もありません。
でも、巨人残留にせよ、他球団移籍にせよ、辞めない限り野球人生は続きます。
今出来ることをしっかりやって欲しいと思います。