巨人の尾花投手コーチは、来季の先発ピッチャーローテーションについて、5人制も視野に入れていることを明かした。実現すれば各投手は、週6試合計算で中5日、月に一度だけ中4日の先発になる。この策の大きなメリットの一つとして、中継ぎ投手を1人多く登録できる点がある。(日刊スポーツ)
読売ジャイアンツは現在、ローテーションピッチャーの候補が豊富だ。残留が決まったマイコラス、ポレダ、侍ジャパンの菅野を中心に、2015年ルーキーイヤーながらローテを守り抜いた高木勇人、ベテラン勢では内海、大竹。若手の田口や、ドラフト1位ルーキー桜井がひしめく。5人制が実現すれば、その中のトップ5で今季を戦っていくことになる。先発投手の登録人数を1枠削ってリリーフを登録することでブルペンに余裕が出ることは間違いないだろう。
一方で不安材料はないとは言い切れない。尾花コーチは、先発に多くの球数を求めず、100球前後での交代を目安にしていくことを提言しているものの、基本中5日、月に1回中4日という登板間隔で、夏場を乗り切れるのか。また先発の早めの交代によってむしろ中継ぎ陣を疲弊させる事態につながらないのか。豊富な先発投手候補の枠を1つ犠牲にしてまでのメリットはあるのだろうか。今後の動向に注目したい。
