むかーし、むかし私は日本のとある大学で法学部に在籍しておりました。

そこで先生が「社会には守るべきルールがある、それぞれの人でこのルールは少しずつ異なっているけれども、みんなのルールの重なり合ったところが法律で強制的に守らされるルール、その外側には慣習や道徳といった順守するべきだけど守らなくても罰則のないルールがある」みたいなことを仰っておりました。

 

夫と売り出し中の家の値段や間取りを見ながら将来の持ち家購入について話していた時、

私「この価格で建物と土地の両方が買えるの?」

夫「両方だよ」

私「どこにそんなこと書いてあるの?」

夫に何言ってるの?みたいな顔をされました。

だって「土地付き」とか「建物価格○○、土地価格○○」って書いてなかったんです。

国がちがうから、もしかしたら別売りかも?と思ったのですがそんなことはなかったらしく。定期借地権とか設定されてんのかも?とか外国人としては色々と考えるわけです。

そしたらですよ、欧米では「地上物は土地に従う」っていう基本理念的なものがあるそうで、「持ち主Aさんからの借地の上にBさんが家を建ててその家には銀行Cの抵当権が設定されている」なんて状況はほとんどないんだそうでびっくりハワイ州にあるとかないとか

不思議です、教会の所有地の上に借地権設定して住居を建てる。そして教会に地代を支払うとか無かったんですかねぇはてな教会は徴税してたんでしたっけガーン

 

さらに中古住宅にたいする「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん;中古のおうちを買って引っ越してみたら壁の中から恐ろしいものが出てきた、から売り主に直してもらうとか、契約を取り消すとか)」の概念すら無いらしい、ということがわかって、ますます住宅購入が怖くなったのでした。

 

私の常識はアメリカ社会の非常識なんだわ、と改めて思う今日この頃であります。