4/10のお出掛け42 香り かぐわしき名宝展6 | Skywalker’s

4/10のお出掛け42 香り かぐわしき名宝展6

2章〝香道と香りの道具〟



 〝日本の香り文化をたどるうえで、
  香道の展開はもっとも重要な位置をしめます。
  香道は室町時代に茶道や華道などとともに成立しました。
  本章では、まず、香道の歴史を紐解くことからはじめます。

  足利義政の造営した東山山荘にはさまざまな文化人が集まり
  東山サロンを形成しましたが、
  この頃、三條西実隆と志野宗信の出現によって、
  基本的には今日までつながる香道が確立されました。
  香を嗜み味わう。
  そのためのルール、作法、道具類が徐々に整備されていきました。
  香りの違いを当てたり優劣を決する組香が成立し、
  その種類は十炷香(じゅっちゅうこう)をはじめとして、
  源氏香や、競馬香など盤物と呼ばれる遊戯的、装飾的なものもあらわれました。

  本章では、香道の歴史にかかわる作品と、
  香りに関する道具の名品を一堂に集めます。
  その一部は香席での使われ方を理解できるように展示いたします。〟



ということで〝三條西実隆像〟



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そして〝志野宗信像〟



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