4/10のお出掛け37 香り かぐわしき名宝展1 | Skywalker’s

4/10のお出掛け37 香り かぐわしき名宝展1

1章〝日本文化Ⅰ 聖徳太子から王朝貴族へ〟

 〝仏教の布教に専心した聖徳太子(574-622)は、
  仏教儀礼のひとつとしての「香」を重視しました。
  香を焚くことは仏への供養であるとともに、
  場を荘厳し五感に訴えて信仰心を高める作用があったと想像されます。
  その後仏教では、焼香供養と檀像制作などによって香りの文化を培ってきました。
  本展では、これまであまり取り上げることのなかった
  仏教美術と香りについてスポットをあてます。

  一方、平安時代には貴族たちの日常生活の中で
  香りが強く意識されるようになりました。香料の粉末を複雑に調合して練った
  「薫物(たきもの)」を使用し、住居に香を薫く「空薫(そらだき)」や、
  香りと銘の趣を競う「薫物合(たきものあわせ)」
  といった香文化が栄えました。
  本展では源氏物語などにもしばしば登場する
  王朝の香り文化を視覚的に追体験していきます。
  火取母(ひとりも)、伏籠(ふせご)、香炉といった工芸品を通じて、
  その後も長く宮廷や公家、大名家に伝わった香りの文化史をたどります。〟


ここでは香木がまず飾られている
徳川家の至宝を集めた徳川美術館のもの

天下第一の名香と謳われる蘭奢待
もちろんあの正倉院のものではではないが

あちらは信長を始め多くの時の権力者が
切り取った跡があるやつだ



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