ライブロックをガシガシ洗うと好気も嫌気も活性化されます。
あまり知られていない事実です。
このような事をあちこちのアクアブログに訪問して書き込みされてる方が居ます。
確かに目詰まりしたデトリタスを落とすことにより水の通りが良くなり好気濾過に関しては活性化されるかもしれません。
一方の嫌気に関してはどうでしょうか?
デトリタスや水流の微妙なバランスによって生まれる嫌気域です。
マメに洗うライブロックに嫌気が生まれるとは思いません。
いや絶対に生まれないのではないか?と思います。
では微生物、バクテリアに関してはどうでしょう?
いわゆる生物層です。
飼育水でガシガシ洗う事で活性化するのでしょうか?増殖するのでしょうか?
これに関しては私も検証データなどは持ち合わせてませんので何とも言いようがありません。
しかし私は生物層が豊かになる事は無いと思ってます。
これは私の体験談です。
私はライブロックを入手する際は、採取業者(養殖業者)に連絡を取り、全くキュアリングがなされていないライブロックを送ってもらうようにしています。
そのライブロックをそのまま水槽にドボンするのです。
すると魚や珊瑚の反応が凄いのです。
魚は寝る間も惜しんで一心不乱にライブロックを突き続けます。
翌日には飼育水の透明度も素人が見て分かるレベルで上がります。
一方、ショップで販売されているキュアリング済みのライブロックを入れてもここまでの反応は出ないのです。
絶対に出ません。
某大手ショップではライブロックが入荷するとエアレーションでのキュアリングに入る前にたわしでライブロックを磨きます。(実際に見ました)
私が店員さんに伺ったところ、このように話されました。
「おかしな海綿や海藻などを落とさないとお客さんが購入していただけないのです」
大半のお客さんが石灰藻以外の付着物は嫌うそうです。
赤い石灰藻さえ付いていれば新鮮なライブロックとして購入して頂けるそうです。
海綿や海藻、ライブロックにこびりついたゴミの一つまでに豊富な生物層が機能しているのに、たわしで落としてしまうのです。
少し大袈裟に言いますが、私はショップに販売されている綺麗なライブロックは「元ライブロック」だと思ってます。
この点については私の戯言と思って頂いても構いません。
実際はキュアリング無しのライブロックをドボンする事によって起こりうる悪影響のリスクも考えるでしょうし、キュアリング無しのライブロックの入手には人脈(コネ)も必要ですし、水に水没させた状態での輸送となる為、送料も桁違いに高くなるからです。
少し話が脱線してしまいましたが、本来のライブロックについて少しはご理解いただけたでしょうか?
ショップにてたわしで磨き生物層が少なくなったライブロックを貴方の水槽に入れた後、更にマメに洗う行為がどのような事なのか?
単なる濾材として使用されるのなら構いませんが、濾材として使用されるのならデスロックや珊瑚礫でも良いのではないか?と私は思うのです。
生物層が貧弱になってしまったら天然海水を入れたら良いのでは?というご意見もあると思いますが、そんな簡単な事ではないのです。