「テルマエ・ロマエⅡ」撮影の「片倉館」 | 京都のぎっちゃん 旅日記

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お部屋の撮影も終わったので 諏訪湖の方に行ってみましょう。

 
 

湖に浮かぶように建てられたブロンズ像は 八重垣姫の像だそうです。

 

八重垣姫とは上杉謙信の娘とされていますが 実在の人物ではなく

人形浄瑠璃の演目「本朝二十四孝」に登場するヒロインです。

 

八重垣姫は、婚約者・武田勝頼のために兜を持ち出し諏訪湖を渡るという物語で

諏訪湖の自然現象・御神渡りをモチーフにしたと言われています。

 

八重垣姫が担いでいるのは 兜だったんですね。

 

その上に狐火が宿り その狐火に導かれて諏訪湖を渡っていくというお話だそうです。

 

 

実はもう40年以上前に 合宿の帰りの学年旅行の時に

諏訪湖を訪れているんです。

 

 

 

同じ場所らしきところに立ってみましたが

おそらく もうホテルは建て替わっているのかな?

 

と思ったのですが よく写真見てみると 同じ建物が残っていました。

前に大きなホテル?が建ったので景色が変ってしまったんですね。

 

 

 
 

では ホテルに戻って 裏手に移築された菊の間、 迎賓館の見学に行きましょう。

 

 
 
 
昭和3年に片倉家別邸として建てられた「菊の間」「迎賓館」は
皇室の方や文人墨客、渋沢栄一氏などの財界人が宿泊されたそうです。
 
平成23年(2011年)に国登録有形文化財に登録されました。
 
 
 
 

かたくらシルクホテルの宿泊者はフロントの方に言って鍵を開けてもらい、

中を自由に見学できるようになっています。

 

 

 

昭和天皇が食事に使われた食器です。

 

 

 

 
 
こんなところ 監視人もなしに 自由に見て回って大丈夫なのかな?
 
かたくらシルクホテルも9室しかないホテルですし
けったいな人は 来ないということでしょうねウインク

 

 
 

元は諏訪湖に面して建っていましたが 昭和23年に諏訪湖ホテルを建てる時に

こちらに移築されたそうです。

 

 

 

 
 

浴室も窓を開け放つと 諏訪湖を望む露天風呂になったんでしょうね。

 

 

 
 

菊の間と迎賓館は繋がっています。

 

 

 
 
片倉家別邸にふさわしいヴィクトリア調の様式にシンプルさを加えた大正ロマンをしのばせる建物です。
 
 
 
 
 

素晴らしいシャンデリアと天井のレリーフ乙女のトキメキ

 

 

 

 

 
 

こちらは みなさんがお食事をされたお部屋でしょうか?

 

 

 
 

こちらにいらした皇族の方々の写真が展示されています。

 

 

 

 

 

 
 

 
 

どなたもいらっしゃらなかったので 自分の家のように見学させていただきました。

 

でも さすがに このソファーに座ったりは遠慮しましたよニコニコ

 

 

ここまでの見学で パパはお部屋に帰り

私は 隣にある「片倉館」の千人風呂に行きます。

 

 

 
 
片倉館は、大正から昭和初期に製糸業で栄えた片倉財閥が
地域住民の厚生と社交の場として
昭和3年に建設されました。
 
 
 
 

 

国指定重要文化財に登録されています。

 

かたくらシルクホテルの宿泊者には無料の入浴券がいただけます。

 

これが お風呂屋さんの入口とは思えないですね。

 

 

 

 

 

歴史を感じさせる立派な階段です。

 

 

 

映画「テルマエ・ロマエⅡ」にも登場している

千人風呂

 

 

 

大理石の浴場でステンドグラスや彫刻を鑑賞できる

まさにローマのお風呂のようです。

 

深さ1.1mの底には玉砂利が敷き詰めてあり、立って入る温泉です。

 

 

入っている方も地元の方が多い様子で

今でも地域の住民に親しまれているお風呂なんですね。

 

ぜひ 諏訪湖に行かれたら テルマエ・ロマエのお風呂 入って観てくださいね。

 

 

では ホテルに戻って 一休みしましょう。

 

イチョウ イチョウ イチョウ

 

お付き合いいただきましてありがとうございます。