熱海2日目の朝は 雨
ちょうど梅の見ごろとあって 熱海梅園にいくつもりが・・・諦めて・・
秀花園のすぐ裏にある熱海トリックアート迷宮館へ
秀花園の すぐ横からロープ―ウェイで
行けるようですが、
パパが そういう地に足がつかない乗り物は
苦手なので、タクシーで山の上まで
トリックアート館って 以前 富良野でも行ったことがありますが、全国各地にあるようですね。
意外にたくさんの人が 訪れていました。
カメラを持って撮影して 初めて面白みが
わかるので、カメラは必須アイテムですよ
「わぉ~ 食べられる~」
「よしよし
トリックアート迷宮館は30分もあれば 楽しめますよ
さて、次は 本格的な美術館 「MOA美術館」へ
ここは熱海駅の山手側にありますので、 またタクシーで急な坂道を
グネグネのぼり、トリックアート迷宮館から 15分ぐらいかな?
途中の坂道の周りには 熱海の海を臨むリゾートマンションが
立ち並んでいました。温泉付きのリゾートマンション 憧れるわ~
エントランスを入ると 長い なが~いエスカレーターが・・
「東京の地下鉄も このぐらいあるよね~」 なんて言いながら
一つ終わると また、ながい、なが~いエスカレーターが・・・
エントランスから美術館本館まで 約60mの高低差があり、
総延長200mにおよぶ7基のエスカレーターが設置されているようです。
エスカレーターの壁面や天井は 照明が刻々と変化し、
とっても幻想的です。
やっとこさ ロビーまで上がり、入った最初に見学できるのは
能楽堂と 黄金の茶室
豊臣秀吉が時の天皇、正親町天皇に茶を献じるために、京都御所内の小御所に組立式の黄金の茶室を運びこみ、黄金の道具を用いて茶会を行ったという
史実に基づいてこのように 部屋の中に 復元制作したものだそうです。
この黄金の茶室は 秀吉の命を受け、千利休が設計したものとされています。
わびさびを重んじた千利休が この黄金の茶室を どのような思いで設計したか
興味深いところです。
私は このような茶室でお茶をいただいても 落ち着かないわぁ
MOA美術館とは 創立者の岡田茂吉 Mokichi Okada Association
の頭文字をとって 名付けられました。
「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、娯しませ、人間の品性を向上させる事こそ文化の発展に大いに寄与する」
との信念のもと、戦後、東洋美術の優品の蒐集につとめ、海外への流出を防がれたそうです。国宝3件 重要文化財65件 重要美術品46件を含む約3500件を所蔵しています。
その中で 尾形光琳の「紅白梅図屏風」がこの時期 公開されていました。
たくさんの展示物と たくさんの展示室があるため、
これを見にきたのに迷ってしまい
いったん出口まで出て、案内の人に聞き、
また中に戻ったのですよ
有名な尾形光琳の代表作ですが、
「ここに 保存されていたのか」と パパも感動していました。
(写真は チケットの写真です。)
外には 茶の庭 -茶室「一白庵」、茶室「樵亭」、「光琳屋敷」(復元)、「片桐門」
がありました。
さて、美術館からは バスに乗って熱海駅に戻ります。
美術館では つまらなそうに していた息子が 熱海駅につくと
元気になり、昼ごはんを食べようと 駅前のアーケード街を 進みます。
坂道にお土産物やさんや 食べ物屋さんが 並び、すごい人です。
一軒のお蕎麦屋さんを見つけ、入ると満員の人。
熱海の街 寂れるどころか 大繁盛でしたよ
お昼を食べた後は 私達は 京都へ
息子達は 東京へ
2泊3日の東京・熱海 旅日記 でした