高校を卒業して地元企業に就職した俺は、

夢も希望もなくただ漠然と働いて家に帰る日々を送っていた。

特に夢や目標もなくだらける日々、「何か良い事ないかなぁ」そんなことを考えながら

行動は起こさず暇を潰していた。そんな時に出会ったのがそう、パチンコである。

 

当時はまだパチプロやパチスロがいた時代でコンビニの雑誌コーナーにはいろんな

解析雑誌が並び活気に満ち溢れていた時代である。

職場の先輩に誘われ始めて行ったパチンコ屋は刺激的で今まで曇っていた頭を

呼び起こす様な騒音と熱気に包まれていた。

 

何もわからずに初めて打ったパチンコ。訳も分からずに一万円が消えていった。

一体これの何が面白いんだ?最初の30分はそんな印象だった。

そろそろやめようかな、、、と考えがよぎった頃 キュイン!!んっ?なんだこの逆さに

回転している保留は??パチンコを初めて打った素人でも何となく想像ができた。

これは!!ついに当たったんじゃないのか!?

 

訳も分からずに発展していく演出、けたましい効果音、否が応でも心臓の鼓動が高鳴っていく。

ボタンを押せ!!慌てて空いていた手でボタンを押した。

オオオーオーオーオーオー!!そこには金色のコスプレした人が羽ばたいていた。

 

初の大当たりで気分は最高潮に達していた。そこからはビギナーズラックというものなのか、

あれよあれよの23連チャン、大量の玉に囲まれ視線を浴びていた。

出玉を交換し店の外に出た時には約10万円の現金を手に入れていた。

これがパチンコか!!こんなに簡単に儲けることができるのか!そんなことを叫んでたと思う。

 

そう、ここからが、俺の地獄への入り口だった。     続く,,,,,