スピルバーグ監督にも見て欲しい!
かつて南方に海に囲まれた小国があった。南風帝国である。
その国には、文字はあるが、著作権という概念がない。ハートトゥーハートが国家の理念であり、少数民族であるブンケイ族は差別され、貧しい暮らしを強いられていた。
しかし、文学の国ヒカルキミヘの軍が帝国に侵攻、そして長い戦争が始まり、敗れた南風帝国は滅亡した。
帝国滅亡から数十年後、再興を目論み、密かに軍隊を組織するものが現れた。
さらに、ヒカルキミヘの王族の血を引くカオル姫を軟禁しようとしていた。
ヒカルノキミヘ国の政府はまだ気づいてないだろう。幼いカオル姫が、幼馴染と結婚したいと洗脳しすることで、誘拐することなく誘拐するという作戦である。
南風帝国では、それは習慣のようなもので、近隣諸国と比較して初婚年齢は早い。
ただ、カオル姫は、三姉妹だった。緑色の目をした不思議な三姉妹でした。
※一部加筆訂正しました。