
引っ越しや卒業でピアノ教室を退会された生徒さんのことも、よく想い出します。
小さな手で、一生懸命ピアノを弾く姿
発表会の出番前に緊張のあまり固まっていた姿
なんともいとおしく、いつ想い出しても、
心がほっこりしてきます。
元気かな…もうすっかりお兄さん、お姉さんなんだろうな…
そんな時に保護者様から、
「お久しぶりです。
学校の合唱コンでピアノ伴奏成功しました❗
レッスンはやめたけれど、お陰で今でもピアノ大好きで楽しんでいます🎵」
と、演奏動画が送られてくる事がよくあり、嬉しい限りです。
特に心に残っているのは、
その生徒さんのピアノの音色です。
百点満点の演奏ではなくて、
むしろ、とつとつと、たどたどしい…
でも、どうしてこんな温かい音なんだろう…
また、聴きたい❗
と思わせる音色を奏でる生徒さんは、
大体、競争心のないおっとりした子が多いです。
だから、
あまり練習が好きではない→
→上達スピードは遅め(笑)
だけど、音楽が好き❣️
ここがブレていないんです。
だから、ピアノレッスンは卒業しても、ずっとピアノを楽しんで弾いている。
日頃、弾いているから、合唱コンの伴奏もできる→友達に誉められて自信もつく
幼い頃から、日替りでたくさんの習い事をし、コンクールにも出て、
とにかく周囲の誰よりも秀でて、一番になる事を目標にしてきた人の音色は、ちょっと違うかな…私には…
上手いけど、、
指は速く正確に動くし、
パワフルな音も出てるけど、じ~んとくるものはないことが多いかも…
今でも想い出す温かい音色の持ち主は、やはり感性も豊かです。
私の演奏を聴いて、ぽろぽろ涙を流したりしていました。
「先生、いい曲だね…」と…
その感受性、純粋無垢な心、
マウントを取って、他人を蹴落として、一番になってやろう…なんて全く考えない
そういう人の音色は聴く人を幸せにします。
いつも同じ事ばかり言っているようですが(笑)、
生徒さんには、
「超絶技巧の曲芸ピアノ」ではなく、
「愛と温もりで、人を幸せにするピアノ」を目指して欲しいと願っています。
アデランテピアノ教室
https://kumagaepiano.com/