市場では「円売り材料に乏しく、1ドル=100円の到達は、しばらく遠のいた」(外為ディーラー)との声が聞かれた。 米国の金融緩和が継続するとの観測で円高が進んだ前日の海外市場を引き継ぎ、円買いが先行して始まった。ユーロは56銭円高ユーロ安の1ユーロ=127円94~98銭。その後は1ドル=98円をはさんでもみ合う展開が続いたが、連休の谷間で取引が少ない中、再び円を買ってドルを売る動きが強まった,rmt

 連休明け30日の円相場は円買いドル売りが優勢となって続伸し、1ドル=97円台後半で取引された。 東京外国為替市場の午後5時現在は、前週末比76銭円高ドル安の1ドル=97円82~83銭