何かTVの影響か、ネット上が騒がしいですね。
事の発端は、この記者会見らしいが・・・
吉村知事「ウソみたいな本当の話」…”うがい薬”が新型コロナに有効?大阪府・市が研究結果を公表
医療センターによると、宿泊療養施設の患者41人を対象に「ポビドンヨード」が含まれたうがい薬で1日4回、うがいをするグループと、しないグループに分け、毎日唾液を採取してPCR検査を実施。
その結果、うがいをしたグループはしていないグループに比べ、唾液中のウイルスが大きく低下したことがわかったということです。
う~ん、何と言うか、そりゃそうだろうなとしか言えないな(苦笑
うがい液でうがいしたグループのPCR検査陽性率が下がったって、そうなるような普通に考えてww
検査の陽性率が下がっても、症状などは改善されたのか?
その辺は、触れられてないよな。
ただ、この記者会見がTVで報道されると、店頭からなイソジンがなくったとかww
こんな曖昧な発表でも、大阪府知事の記者会見だからそれなりの影響力は持つ訳か。
で、この発表を受けて警鐘を鳴らす人もいる。
『ポビドンヨードによるうがいは新型コロナを改善させる』は本当か?医師が解説
この記事の中に書いてありますね、うがいの効果についての研究が。
医療者のなかで、とても有名な研究があります。
『風邪を予防するために、どんなうがいをすればいいか』というテーマの研究です。
その研究には、健康な大人387人が参加しました。
そして、1)水でうがいをするグループ、2)ポビドンヨードでうがいをするグループ、3)特にケアをしないグループ(対照群)にランダムにわかれ、その後60日間でどれくらい風邪をひくリスクが変わるかというテーマで検討されました。
すると、水のみでうがいをすると、うがいをしないグループよりも風邪にかかる確率が下がったものの、ポビドンヨードでうがいをするグループは効果が認められなかったのです。
そう、検証するならうがい薬を使ったグループとうがいをしなかったグループに加えて、水でのうがいをするグループを加えるべきでしょう。
ポビドンヨードは強力な殺菌性ゆえに、のどや口の中にもともといる『正常な細菌』をも叩いてしまい、さらには粘膜なども痛めてしまうからと考えられています。強すぎるゆえに『総合的には効果が相殺されてしまう』のですね。
とも書いてあります。注意しないと、かえって感染しやすくなる恐れも・・・
大阪府知事の立場で記者会見する内容としては、ちょっと軽率だったような。
やってる感だすためなんでしょうかねぇ。
一見、もっともらしいく聞こえるだけに始末が悪いな。
また、この言葉を引用しておきますねw
有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。
無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。
無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。
「無能な働き者」は自分で適切な判断もできないのに、勝手に動く。
これは、余計な事をして迷走する者である。
ですね(苦笑