今日は、また車いじりの話になります。興味のある方はゆっくりと、そうでない方はそれなりに読んでやってください。
さて、筆者の愛車であるS2000にはリモコンでのロック、アンロックにアンサーバックがなかった。
で、2ヶ月ほど前にエーモンのフラッシュサーキットCを使ってアンサーバック機能を取り付けた。
その作業についてはこちら⇒アンサーバック取り付け
これで、特に不満はなかった。
ウインカーも点滅するし、音もなるので。
ちなみにリンク先を見て頂ければ分かるように、ブザーは室内に両面テープで付けてあった。
こんな感じに、
使用したフリッカータイプのブザーが電子部品で防水仕様でなかった事と、配線を車外に出すのが面倒だったので。
最初は音の大きさがどうかと思ったが、元々が幌車で、遮音など考えられていない車だった事もあり、問題なく聞こえていた。
ところが、この正月休みにホームセンターなどへ行ってみて気づいた。
アンサーバックの音が小さい。
そうだようなぁ。普段は買い物には、殆どライフで行くので。
S2000を使うのは、週2、3回の通勤くらい。
ロックの開閉は、家の駐車場と会社の駐車場。周りは至って静か。
ホームセンターやスーパーの駐車場は、意外と騒がしい。
そのため、室内に付けたブザーでは音がやや小さい事が分かった。
早々に、改良へ。
まずは、両面テープで止めてあったブザーをはがし、配線をはずして取り外した。
はずしたブザー。
ものはパナソニックの高音量器具用電子ブザーEB1122 フリッカー DC12V。
これを出来るだけ、防水加工する。使用したのは防水シール。
邪魔になる品番ラベルをはがして、まずは側面にある溝をシール剤で埋めていく。
チューブの先から少しずつ、爪楊枝に取り、塗りこんでいく。
一番、隙間が大きく水が入れば、即ダメになりそうな配線の出ている穴は、入念に塗り込んでおく。
全体のシールが完了したところ。
さすが、音の出る部分はそのままだがwww
で、シール剤の乾燥時間が24時間なので、ここまでは昨日の作業。
本日、取り付け位置の変更を行なった。
場所はエンジンルーム内。
そのためにはエンジンルームから室内に配線を通す必要がある。
利用したのは、既存の配線が通っているところ。
作業の邪魔になるので、ヘッドライドの電源ユニットをずらした。
巻いてあるテープを取って、隙間に針金を差し込んで行く。
既存の配線でキチキチなので、ゆっくりと。
エンジンルーム側からある程度、入ったら室内側に回って出てきている針金を探して引き出す。
針金が通った事を確認したら、その針金に通すべき配線を引っ掛ける。
そうしたら、針金が二重になっている部分から配線を引っ掛けてある部分まで、ビニールテープをしっかりと巻きつける。出来るだけ、細くなめらかになるようにすると通し安い。
今回は2本同時に通したが、無理そうなら焦らずに1本ずつ通す事。
実際に、配線が引っ掛けてある部分が中々通らず、手では痛いくらいでペンチで針金を挟んで力技で通した。今回は問題はなさそうだったが、あまり力がいるようなら、どこか邪魔になっている部分があるかもしれないので、一旦、引き戻して再チャレンジする事をお勧めします。
配線が通ってしまえば終わったも同然。ビニテをはがして、針金から配線をはずす。
通った配線の端には結線用のギボシ端子を取り付ける。
この時、付けるべきギボシのオスとメスを間違えてやり直すはめになったのはナイショです(爆
ブザーを取り付ける位置は色々と考えて、近くて最も水が掛からなそうな車台番号の横にした。
端子で接続した部分には、念のために、配線テープを巻いて防水処理を。
後は、配線を既存の配線に結束バンドで固定して完了。
そうそう、アンサーバックのパターンだが、最初はアンロックがAの1、ロックがBの1にしていた。
これだと、アンロックの時は1回点滅で、音はヒュイと。ロック時は、パパッと速く2回点滅して、音もヒュヒュイってな感じで、あまり差がなくて今一だった。
現在は、アンロックの出力をBへ、ロックをAへ結線し直してパターンもBの1とAの2に変更。
これで、アンロック時には、パパッと速く2回点滅して、音もヒュヒュイになり、ロック時には、ゆっくりと3回点滅して、音はヒュイ、ヒュイ、ヒュイとなって違いがはっきりした。
音の大きさもばっちり。
本日の買出しにスーパーへS2000で行ったが、騒がしい駐車場でも良く聞こえる。
ようやく、今どきの車に近づいたかな。
毎度ですが、参考にして頂くのは、大いに結構です。
但し、あくまでもオウンリスクにてお願いします。